シャワーで簡単！排水溝掃除のコツと手順

シャワーを使って排水溝を掃除する方法は、水圧を利用して手軽にぬめりや汚れを取り除ける便利な方法です。特に浴室の排水溝掃除におすすめで、あまり手を汚さずに済ませられるのもポイントです。今回は、シャワーを使った排水溝の簡単な掃除手順と清潔を保つためのコツを紹介します。

本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、よくある水道トラブルの経験をまじえて解説いたします。

シャワーで排水溝掃除をするメリット

シャワーで排水溝を掃除するメリットは、汚れを効率的に流しやすいことです。シャワーの水圧で排水溝内のぬめりやカスを浮かせて落とすことができるため、手間がかかりません。また、温水を使うと油分も溶けやすくなり、汚れが効果的に落とせます。

シャワーだけで軽い汚れが流せるため、掃除の頻度も少なく済むのが特徴です。

シャワーを使った排水溝掃除は、毎日のバスタイムのついでにできるため、習慣化すると清潔を保ちやすくなります。次の手順に沿って掃除を行いましょう。

排水溝のゴミ受けに溜まった髪の毛やカスを、手やペーパーで取り除きます。シャワーだけでは取りきれないため、このステップを先に行うことで、より効率的に掃除ができます。

ゴミを取り除いたら、シャワーの水圧で排水溝を洗い流します。シャワーヘッドを少し近づけると、水圧が強まって汚れが浮き上がりやすくなります。40〜50度のぬるま湯を使うと、石鹸カスや油分も取れやすくなり効果的です。

シャワーだけで取れないぬめりや臭いが気になる場合、重曹とクエン酸を使って掃除しましょう。

この泡の力でぬめりが浮き上がるため、簡単に取り除けます。

重曹とクエン酸で浮き上がった汚れを温水で流し切り、排水溝がスッキリとします。温水はぬめりの原因となる油分や石鹸カスを除去しやすく、再度汚れがつくのを防ぎます。

シャワーでの掃除を日頃から行うと、排水溝の汚れがつきにくく、手軽に清潔を保てます。次のコツを習慣にすると、さらに効果的です。

シャワーや洗髪後に、排水溝に40度程度のぬるま湯を流しておくと、石鹸カスや髪の毛が残りにくくなり、汚れがたまりにくくなります。毎日の習慣にすると、掃除の回数も減らせるでしょう。

ゴミ受けネットを排水溝に設置することで、髪の毛やゴミが直接排水溝に流れるのを防ぎ、シャワー掃除だけで十分清潔に保ちやすくなります。溜まったゴミはそのまま捨てるだけで済むので、手間もかかりません。

週に1回程度、排水溝に重曹をふりかけておくことでぬめりを予防し、汚れがたまりにくくなります。重曹は消臭効果もあるため、排水溝の臭い対策としても効果的です。

シャワーを使った排水溝掃除は、水圧と温水を利用して、手軽にぬめりや汚れを除去できる方法です。重曹やクエン酸を組み合わせることで、ぬめりや臭いも効率的に取り除けます。排水溝が汚れにくくなるよう、シャワー掃除を習慣にして、清潔な状態を保っていきましょう。

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