スポンジでできる排水溝掃除の簡単な手順とコツ

排水溝掃除にはスポンジを使うと、汚れが落としやすく、細かい部分まできれいにしやすいです。特に浴室やキッチンの排水溝は、石鹸カスや髪の毛、油汚れが溜まりやすいため、定期的な掃除が欠かせません。今回は、スポンジを使った排水溝掃除の簡単な手順と、汚れを防ぐためのポイントを紹介します。

本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、よくある水道トラブルの経験をまじえて解説いたします。

排水溝掃除にスポンジを使う3つのメリット

スポンジを使うと、排水溝の表面に付いたぬめりやカスをしっかりこすり落とせるため、手軽にきれいにできます。特にスポンジは柔らかいため、排水溝の形にフィットしやすく、奥まで掃除しやすいのもポイントです。

このようなメリットがあるため、スポンジは排水溝掃除にぴったりのアイテムです。

スポンジと重曹やクエン酸などの家庭用アイテムを組み合わせると、簡単に汚れを取り除けます。以下の手順で掃除を行いましょう。

まず、ゴミ受けに溜まっている髪の毛や食べかすを取り除きます。ゴム手袋を使い、キッチンペーパーやティッシュでしっかりと取り除きましょう。この作業を先に行うことで、スポンジが汚れにくくなります。

ぬめりがある場合、重曹とクエン酸を使って掃除を始めると効果的です。

重曹とクエン酸の泡が汚れを浮かせてくれるため、スポンジで軽くこするだけできれいになります。

重曹とクエン酸で汚れが浮いてきたら、スポンジで排水溝の内側やフタ、ゴミ受け部分をこすり洗いします。スポンジを使うことで、細かい部分までしっかりとこすり落とせます。汚れがひどい場合は、少量の洗剤をつけて洗い流しましょう。

最後に40〜50度のぬるま湯で排水溝全体を流し、洗剤や汚れをしっかりと洗い流します。ぬるま湯は石鹸カスや油分を溶かしやすく、汚れが再度蓄積するのを防ぐ効果もあります。

スポンジを使った掃除を日常的に行うと、排水溝を清潔な状態で保ちやすくなります。次のポイントも参考にすると、さらに掃除の手間を減らせます。

排水溝にゴミ受けネットを設置することで、髪の毛や食べかすが直接排水溝に流れ込むのを防げます。汚れが溜まりにくくなるため、スポンジ掃除の頻度も減らせます。使い捨てタイプなら、手間なく清潔を保てます。

週に1回程度、排水溝に重曹をふりかけるだけで、ぬめりや臭いの発生を予防できます。重曹には消臭効果もあるため、排水溝の臭い対策としても効果的です。

排水溝を使用した後に水で流すと、汚れが排水溝に溜まりにくくなります。ぬるま湯を流すとさらに効果的で、石鹸カスや油分が残りにくくなるため、掃除が楽になります。

スポンジを使った排水溝掃除は、ぬめりや汚れをしっかり取り除ける便利な方法です。重曹やクエン酸を使った簡単な手順で排水溝をきれいにし、日常的にゴミ受けネットや重曹を活用することで、汚れが蓄積しにくくなります。手軽に実践できる方法なので、定期的に行って清潔な排水環境を保ちましょう。

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