オキシクリーンで水周りを徹底掃除効果的な方法

オキシクリーンは、酸素の力で汚れを浮かせて落とす強力な洗剤で、水周りの掃除に最適です。キッチンやバスルーム、洗面台など、水周りはカビや水垢、石鹸カスが溜まりやすい場所です。オキシクリーンを使えば、これらの頑固な汚れも簡単に除去できます。

本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、オキシクリーンを使った水周り掃除の方法やコツを詳しく解説します。オキシクリーンの効果を最大限に引き出し、きれいな水周りを維持しましょう。

▶︎　水道トラブルにお悩みなら「水道修理店クリーンライフ」にお気軽にご相談ください！　◀︎

オキシクリーンで水周り掃除をするメリット

オキシクリーンは、酸素系漂白剤でありながら漂白、除菌、消臭の効果も期待できる万能クリーナーです。ここでは、オキシクリーンを水周り掃除に使うメリットを紹介します。

強力な洗浄力：酸素の泡が汚れを浮かせて分解するため、カビや水垢、石鹸カスなど、普段の掃除では落としにくい汚れもすっきり落とせます。
手肌に優しい：塩素系の漂白剤と異なり、オキシクリーンは刺激が少なく、手肌に優しい成分でできています。ゴム手袋を着用すれば、さらに安心して使用できます。
環境に優しい：成分が分解されやすく、排水後も環境への負担が少ないのが特徴です。自然に優しい選択肢として、家庭での使用が安心です。
消臭効果も抜群：酸素の力で嫌な臭いも分解してくれるため、トイレや排水口の掃除にも効果的です。

オキシクリーンを使った水周り掃除の手順【6ステップ】

オキシクリーンを使った水周りの掃除は、簡単なステップで効果的に行えます。ここでは、洗面台、キッチンシンク、バスルームなどの水周りに応用できる基本的な手順を紹介します。

1. 必要な道具を準備する

まず、掃除に必要な道具を揃えましょう。

オキシクリーン（粉末）
温水（40〜60度）
ゴム手袋
スポンジまたは柔らかいブラシ
使い古しの歯ブラシ（細かい部分用）
バケツまたは洗面器
乾いた布やペーパータオル

これらの道具を準備することで、効率よく掃除を進めることができます。

2. オキシクリーン溶液を作る

バケツまたは洗面器に温水を入れ、オキシクリーンを溶かして掃除用の溶液を作ります。溶かす量は水1リットルに対して約30gのオキシクリーンが目安です。温水を使うことで、オキシクリーンの効果が最大限に引き出され、汚れが落ちやすくなります。

3. 表面の汚れを軽く拭き取る

掃除する場所の大きなゴミや髪の毛などを取り除き、表面の汚れを軽く拭き取ります。この作業をすることで、オキシクリーンの溶液が汚れに直接アプローチしやすくなり、掃除効果が高まります。

4. オキシクリーン溶液を塗布する

スポンジや柔らかいブラシを使って、オキシクリーン溶液を掃除したい部分に塗布します。蛇口の周りやタイルの目地、排水口の隙間など、細かい部分には歯ブラシを使うと効果的です。泡が立つことで汚れを浮かせてくれるため、あまり力を入れずに軽くこするだけで十分です。

5. 放置して汚れを浮かせる

塗布したオキシクリーン溶液を約15〜30分放置します。この時間が、酸素の力で汚れを浮かせて分解するための重要なプロセスです。汚れが特にひどい部分には、追加で溶液を塗布し、放置時間を少し長めに設定してください。

6. 流水で洗い流す

最後に、流水で掃除した部分をしっかりとすすぎます。オキシクリーンの残留があると白っぽくなることがあるため、特に溝や細かい部分は念入りにすすいでください。必要に応じて乾いた布で拭き取り、仕上げましょう。

オキシクリーンで掃除する際の注意点【3つのポイント】

オキシクリーンは使いやすい洗剤ですが、正しい使い方を守らないと素材を傷めることがあります。以下の注意点を押さえて、安全に掃除を行いましょう。

1. 使用量を守る

オキシクリーンは適切な濃度で使用しないと素材を傷つける可能性があります。必ず製品の使用量に従い、濃すぎる溶液は避けるようにしましょう。特にデリケートな素材の場合は、目立たない部分でテストしてから使用するのが安全です。

2. 長時間の放置は避ける

オキシクリーンは放置時間を調整することで汚れに応じた効果を発揮しますが、長時間の放置は素材を劣化させる原因となることがあります。特に金属部分は、長時間の接触を避け、目安時間内で洗い流すことを心がけましょう。

3. 換気を十分に行う

掃除中は換気を十分に行いましょう。オキシクリーンの成分が部屋にこもることを防ぎ、作業中の安全を確保します。特にバスルームやトイレなど、狭い空間で使用する場合は、窓を開けたり換気扇を回すなどして空気の流れを作りましょう。

オキシクリーンを使った場所別の掃除方法

オキシクリーンは水周りのさまざまな場所で使えますが、素材に応じた使い方が求められます。ここでは、洗面台、キッチンシンク、バスルームなど、それぞれの場所に合った掃除方法を紹介します。

洗面台の掃除

洗面台は石鹸カスや水垢が溜まりやすい場所です。オキシクリーン溶液を作り、スポンジで洗面台の表面や蛇口周りに塗布し、約20分放置してからすすぎます。頑固な汚れには溶液を多めに使い、ブラシで軽くこすりましょう。

キッチンシンクの掃除

キッチンシンクには、食べ物のカスや油汚れが蓄積しやすいです。オキシクリーン溶液をシンク全体に塗布し、排水口や蛇口の根元までしっかりと掃除しましょう。放置後は熱いお湯で流すことで、油汚れをより効果的に除去できます。

バスルームの掃除

バスルームのタイルやシャワーのカビには、オキシクリーンが効果的です。溶液をブラシで目地やカビが発生しやすい箇所に塗布し、30分ほど放置してから洗い流します。換気をしながら作業することで、安全かつ効果的に掃除ができます。

オキシクリーンを使った掃除のコツ【4つのポイント】

オキシクリーンを最大限に活用するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、掃除の効果を高めるコツを紹介します。

1. 温水で溶かして使用する

オキシクリーンは温水に溶かすことで、より強力な洗浄効果を発揮します。冷水よりも温水を使用することで、汚れを浮かせる泡の力が増し、簡単に汚れを落とせます。

2. 適切な道具を使う

汚れの種類や場所に合わせて、適切な掃除道具を使いましょう。広い面にはスポンジ、細かい隙間や目地にはブラシを使うことで、効率よく掃除ができます。道具を使い分けることで、掃除の効果が大きく変わります。

3. 汚れがたまる前に定期的に掃除する

汚れが蓄積する前に掃除することで、少量のオキシクリーンでも十分に効果を発揮します。定期的なメンテナンスを心がけることで、掃除が楽になり、水周りを常に清潔に保つことができます。

4. 浸け置き掃除も活用する

洗面台のゴミ受けや蛇口のパーツなど、小物はオキシクリーン溶液に浸け置きするのも効果的です。浸け置きすることで汚れが浮き、ブラシで軽くこするだけで簡単にきれいに仕上がります。

水周り掃除の効果をさらに高める方法

オキシクリーンを使った掃除に加えて、他のアイデアも取り入れることで、さらに水周りを清潔に保つことができます。ここでは、掃除効果を高める追加の方法をいくつか紹介します。

重曹とクエン酸の併用

オキシクリーンと相性の良い重曹やクエン酸も、頑固な汚れの除去に役立ちます。重曹を汚れに振りかけてからオキシクリーン溶液をかけると、より強力な泡が発生し、汚れを分解します。

除菌スプレーで仕上げ

掃除後には除菌スプレーを使用すると、菌の繁殖を防ぎ、清潔な状態が長続きします。オキシクリーンには除菌効果がないため、仕上げとしての使用がおすすめです。

防カビコーティング剤の使用

バスルームなどの湿気が多い場所には、防カビコーティング剤を使うと、カビの再発を防げます。掃除後にコーティングすることで、次回の掃除が楽になります。

まとめ

オキシクリーンは水周りの掃除に非常に効果的で、カビや水垢、石鹸カスなどの頑固な汚れをしっかりと除去します。正しい使い方とコツを押さえて、オキシクリーンの力を最大限に引き出し、水周りを常に清潔で美しく保ちましょう。定期的な掃除と適切なメンテナンスで、快適な住環境を維持することができます。この記事を参考に、ぜひオキシクリーンを活用した水周り掃除を実践してみてください。