トイレレバーからチョロチョロ水漏れ…原因と自分でできる対処法まとめ

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トイレでの水漏れの経験はありますか？

配管から水が漏れていたり、トイレのレバーの付け根辺りから何だかちょろちょろと水漏れしている、水が止まらないなど様々なパターンがあるかと思います。

トイレでの水漏れは急に起きてどう対処すればいいか分からなくて焦りますし、何より不衛生で嫌ですよね。

今回は「トイレレバーからの水漏れ」をテーマに

・トイレレバーから水漏れする原因
・トイレレバーから水漏れした時の対策
・自分で修理できない時は専門業者に相談を

以上の3つの項目について掘り下げて紹介しますので、皆さんもぜひ皆さんもご一読ください。

トイレレバーから水漏れする原因

ふと気がつくと、トイレレバーから水がチョロチョロと漏れていることがあるかもしれません。
このトイレレバーからの水漏れの主に2つで、「レバーのパッキンの劣化」と「タンクの水位調節機能の不具合」です。
タンク内にある水位調節機能が正常に機能していれば、レバーの高さまで水が上昇してくることはありません。

この水位調節が不具合を起こすとレバーのある高さまで水が上がってきます。
また仮に水位調節がうまくいかず、水が上がって来てもパッキンがしっかりしていれば水漏れは起こりません。

この2つの不具合を詳しく解説します。

パッキンの劣化は消耗品であることを考えれば、もう手っ取り早く交換するしかありません。

問題は水位調節機能ですが、まずはこの水位の調節するタンク内の構造についてご説明致します。
タンクの内部で水位調節の役割を担っているのが、浮き球とオーバーフロー管です。

レバーを引くと排水口を塞いでいるゴムフロートという栓が開き、水が便器に流れます。
水が流れると中の浮き球が下がり、続いて給水管から手洗い管へ給水されます。

その後タンク内に水が給水されオーバーフロー管から水が流れない程度に水が溜まっていきます。

この水の水位の調節を司る浮き球が、正常に機能していないと水が正常な水位に達したと関知せずに水がどんどん上がって来てしまいます。
水位の不具合に加えてレバーのパッキンの劣化で、トイレレバーからチョロチョロと水が漏れる原因となります。

前述しました通りトイレレバーからの水漏れはタンク内の水位の不具合です。
ですので、この水位調節を正常に作動するようにすればこの水漏れは解決します。

ここでは4つの手順をご紹介致します。

フタを外したら、まずは現在の水位の確認です。
タンク内のオーバーフロー管という筒に適切な水位を示す線とか、何か印があります。

その印から2㎝程度が適切な水位となります。
水漏れしているならおそらくこの印を超えているはずです。

水位の確認をしたら、オーバーフロー管に破損やつまり等の不具合がないかみてみてください。
このオーバーフロー管がタンク内の余分な水を流す役割がありますので、水位の上昇はこのオーバーフロー管が詰まっている可能性が高いです。

浮き球や浮き球を繋ぐアーム部分が他の部品に触れていないか、または壊れていないか確認してください。
これが壊れていると水位の調節が正常に機能しません。

最後にレバーのパッキンの交換も行いましょう。
止水栓を閉めて水を止めたらタンク内の水を抜き、レバーを取り外してパッキンの交換を行います。

さてここまでトイレレバーからの水漏れの具体的な原因と自分で行える修理の仕方についてご紹介してきましたが、これでも上手く直らなかったり自身で修理するのは避けたい方は水道屋さんに相談してみてはいかがでしょうか。

部品交換やパッキンの交換程度なら、10,000円程度での修理が目安となります。
タンクそのものが劣化していたりして交換対応することになると、部品や材料費だけで30,000円を超えてくる可能性もあるので、複数社相見積もりをして比較検討をしましょう。

ご自宅のポストに入れられてくることも多い水のトラブル修理業者やインターネットなどで調べた業者から相見積もりを取り、価格の比較を行うと少しでも費用が抑えられるかもしれません。

もし水漏れでお困りなら、専門業者に相談してはいかがでしょうか。