【コツも伝授】トイレの水漏れがじわじわ発生…修理費用やコストを抑える方法も!
本記事では、トイレの床からじわじわ水が漏れていた時の原因について紹介します。
トイレに入った瞬間や使用している途中で水が漏れてきたら慌てる方も多いはず。
しかし、原因を早く突き止めて対処することにより、スムーズな修理へと繋がります。
本記事で押さえておきたいポイントは、以下の通りです。
・トイレから水漏れが発生する原因
・トイレの水漏れを修理する際にかかる費用
・トイレの水漏れ修理でかかる費用を抑えるコツ
上記について詳しく説明していますので、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。
トイレから水漏れが発生する原因とは?
トイレでの水漏れ原因はさまざまです。
ここからは漏れている場所別に原因を紹介します。
貯水タンク
タンクレストイレ以外でしたら必ず設置してある貯水タンク。
貯水タンクの内部または外部に異常があることで水漏れの原因となります。
具体的には以下の通りです。
・タンクのヒビ
・タンク内にあるボールタップの故障
・トイレと繋がっている洗浄管の劣化
タンクからの水漏れは通常では滅多に発生しませんが、20年を越えて使用していると上記を原因として水が漏れることがあります。
給水管
トイレの内壁とタンクを繋いでいる給水管には、水漏れ防止としてナット部分にシールテープが貼ってあります。
そのシールテープが経年劣化することで、じわじわと水が漏れ出すことも。
フランジ・ガスケット
便器の周りが濡れている時にまず疑うべきは、フランジやガスケットの破損。
フランジとはトイレと排水管を繋いでいる部品、ガスケットとはトイレと床を繋いでいる部品です。
トイレを設置してから10年以上経過している場合や地震が起きた際は、必ず床部分をチェックしておきましょう。
すでにたくさんの水が漏れているときは、止水栓を締めて専門業者に連絡してください。
トイレの水漏れを修理する際にかかる費用
ここからは、トイレの水漏れ修理をプロにお願いした時の費用について、目安を紹介します。
タンクの修理費用
トイレタンクの修理費用は、以下の通りです。
・タンクを取り外さず部品のみの交換:8,000円~12,000円
・タンクを取り外しての作業:12,000円~30,000円
・タンクを新品に交換:40,000円~90,000円
上記のように、トイレタンクは作業内容によって費用が大きく異なります。
給水管・洗浄管の修理費用
トイレの給水管や洗浄管の修理費用は、以下の通りです。
・シールテープやパッキンの交換費用:8,000円~15,000円
・管全体を交換:18,000円~35,000円
上記のように、トイレの給水管や洗浄管の修理費用は、修理するパーツによってことなります。
フランジ・ガスケットの修理費用
トイレのフランジ・ガスケットの修理費用は、以下の通りです。
・修理・交換:20,000円~35,000円
・トイレの床材まで交換:55,000円~75,000円
上記のように、トイレのフランジやガスケットの修理費用は、数万円の費用がかかることがほとんどです。
便器の修理費用
トイレ本体にヒビなどが入っている場合は、すべて交換する必要があります。
この場合、現在のトイレの状況やスペース、メーカーによりさまざま。
具体的な修理費用は、以下の通りです。
・便器本体:20,000円~330,000円
・工事費用:30,000円~50,000円
上記のように、便器の修理にはかなりの費用を要します。
トイレから水が漏れていると慌てますね。
ですがここは一息ついて、冷静に見積りを取ることから始めてください。
トイレの水漏れ修理でかかる費用を抑えるコツ
ただでさえ高いトイレの水漏れ修理費用。
少しでも費用を抑えるコツを紹介します。
元栓・蛇口を締める
これ以上ひどくならないように、水漏れに気付いた時点で元栓や給水管の蛇口を締めてください。
元栓や蛇口が硬くなって回らない時は、屋外にある止水栓を締めましょう。
漏れ出した水を拭く
じわじわ漏れた水により濡れた床を放置しておくと、床材自体を交換することになります。
修理費用を安く抑えるためにも、不用なバスタオルなどを使って拭き取っておきましょう。
専門業者に連絡する
自分で修理しようとした結果、さらに深刻化するケースはよくあります。
自分で無理だと判断したら専門業者にお願いしてください。
その際に注意すべきポイントは、以下の4点です。
・深夜や早朝に依頼しない
・相場と比較して明らかに格安の業者には連絡しない
・作業前に必ず見積りを取る
・修理前に詳細な説明を求める
くれぐれも、「作業してみないと分からない」「見積り後のキャンセルは料金がかかる」といった業者は避けることをおすすめします。
じわじわ発生する水漏れするトイレ床の費用まとめ
トイレの床が水漏れしている時は、まず元栓を締めることが何より重要です。
その後、濡れている床をしっかりと拭く。
それと、水漏れに早く気づくためにも、日頃からお手入れしておくことをおすすめします。