トイレの水漏れを放置すると水道代がとんでもないことに！対処法や修理費用も

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「水道料金の引き落とし金額が急に高くなった」「水道料金の払い込み用紙の金額見てびっくりした」
いきなり高額な水道代を払うことになると何が原因か分からないですし慌てますよね。

トイレでの水漏れですが、たとえ少しずつだとしても月に換算すると大きな出費になってしまいます。
そこで今回は、水漏れの水道代について3つのポイントに絞って紹介します。

・トイレの水漏れを放置したら水道代はどれくらいになる？
・トイレの水漏れがチョロチョロとしている時の対処法
・トイレの水漏れ修理を業者へ依頼した時の費用相場

以上の3つに関する情報をできるだけ分かりやすく紹介しますので、気になっていらっしゃる方はぜひ参考にしてください。

トイレの水漏れを放置したら水道代はどれくらいになる？

水漏れを放置した際の水道代ですが、漏れ出している水の量やお住まいの地域により若干異なります。
今回は、漏水の量ごとに0.3㎥100円として算出します。

トイレタンクの上にある給水管から水滴がポタポタ落ちている時の水道使用量は1日あたり約30L、1ヵ月900L。
900L＝0.9㎥ですから、水道料金は1ヵ月300円上がる計算になります。

漏れている水の量が鉛筆の芯くらいの量でしたら、1日あたり144L、1ヵ月4,320L。
4320L＝432㎥ですから、水道料金は1ヵ月1,440円上がります。

※上記はあくまで一例です。漏水の量やお住まいの地域によっては、紹介した金額よりも高額になるケースもあります。

漏れ出している期間が長ければ長いほど水道料金が高くなります。
使用しない時は給水栓を閉めるなど早めに自分で対処するか、専門業者に依頼してください。

トイレでの水漏れ対処として、自分でできる2つの方法を紹介します。

壁の奥にある水道からトイレに水を供給している配管が給水管です。
その給水管の曲がっている箇所にマイナスドライバーで回せる給水栓が取り付けられています。

その部分を時計回りに回すと水が止まります。
給水管の種類によっては蛇口のようなハンドルが取り付けられていることもあります。

誰でも簡単にできる対処法ですが、トイレを使用するたびに開け閉めしなくてはいけないことがデメリットです。

トイレの給水管から水がチョロチョロ漏れている原因の多くは、タンク内にあるボールタップの破損、もしくは給水管内のパッキンの劣化です。
どちらの部品もホームセンターやネットショップで購入できますから、少しDIYできる方でしたら簡単に交換可能です。

交換の際は床にタオルなどを敷き、止水栓を閉めて作業してください。

上記で紹介した対処法でもチョロチョロ漏れが改善しない時は、知識と技術、経験がある専門業者に依頼することをおすすめします。

トイレの水漏れ修理といっても症状はさまざま。
ここからは、トイレの給水管から水がチョロチョロと漏れているトラブル修理を業者に依頼した時の相場を紹介します。

給水管の中にあるゴムパッキンの耐用年数は約10年。
給水管のパッキン交換を水道業者に依頼した場合、相場は5,000円～10,000円です。
部品代金として150円～200円程度が加算されます。

給水タンク内にあるボールタップを交換する時の費用相場は、8,000円～15,000円程度です。
ただし、トイレのメーカーや型式によっては30,000円以上必要になるケースもあります。

給水管全体を交換する必要がある時の費用相場は100,000円～300,000円となっております。
一部のみの交換も可能ですが、一度にすべて交換しておくほうが結果的には費用を抑えられる印象です。

修理方法や内容によって大きく金額が異なりますから、契約前の見積りは絶対に行ってください。
また、高額請求トラブルを避ける上でも、上記相場より格段に安い業者には依頼しないことをおすすめします。

たとえ少しの量でも水道代金が上がるトイレのチョロチョロ漏れ。
放っておいて良いことは全くありませんから、気づいた時点で早めに対処して高い水道代を払わないようにしましょう。