トイレの詰まりトラブルでスッポンがない…代用策は？対処する際の注意点も

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最近のトイレは節水効果が高いため、詰まりやすくなっています。
従来より半分の水量なので、水圧が弱まっているからです。

トイレの詰まりを解消するには、スッポンを使うのが一般的です。
しかし、自宅にスッポンを用意し忘れていると大変ですよね。

そこで、本記事ではスッポンがないときのトイレ詰まりを解消する代用方法をまとめています。

・トイレの詰まりの対処にスッポンがないときの代用方法とは
・トイレの詰まりを対処する際に気を付けること
・自力で直せない時は業者依頼しよう

自宅にある身近な道具を活用することで、トイレ詰まりを解消できます。

トイレの詰まりの対処にスッポンがないときの代用方法とは

トイレが詰まりスッポンがなくても、身近にある道具を活用すると解決できます。
スッポンがないときの代用方法は、以下の3つです。

・ペットボトルがスッポンの代わりになる
・バケツでお湯を一気に流す
・ビニール袋を手に付け水を押し込む

それぞれの代用方法を、解説していきます。

500mLペットボトルを使用することで、トイレの詰まりを解消できます。
準備するものは「500mLペットボトル」と「ハサミ」です。

キャップを外した500mLペットボトルを、底から4cmぐらいの箇所をハサミで切ります。
このとき、ペットボトルの切り口で手をケガしないように、気を付けてください。

切断したペットボトルの上部が、スッポンの代わりになります。
具体的な手順は、以下のとおりです。

1.便器の水量を調整する（通常時の水量が目安）
2.ペットボトルの底を下にして排水口に押し込む
3.ペットボトルの飲み口を指で塞いで、上下に動かす

ペットボトルがスッポンの代わりになり、トイレの詰まりを解消できます。

バケツで50℃ぐらいのお湯を一気に流し込むことで、トイレの詰まりを解消する方法もあります。
お湯を一気に流すと、水圧で詰まりを押し流せます。

この方法をするときは、水がない状態が効果的です。
ポンプなどを使用して、水を出来る限り抜いておきましょう。

水ではなく50℃ぐらいのお湯を流す理由は、お湯を使用することで詰まっている排泄物やペーパー類を柔らかくできるからです。

気を付けないといけないのが、お湯を入れすぎると便器から溢れます。
便器内の水量を確認しながら、お湯を入れていきましょう。

ビニール袋を手に付け、便器の排水口に入れることでトイレの詰まりを解消できます。
この方法は、上記で紹介した「ペットボトルがスッポンの代わりになる」や「バケツでお湯を一気に流す」より簡単です。

手順は以下のとおりです。

1.便器の水量を調整する
2.3～4枚重ねたビニール袋の中に手を入れる
3.手を拳にして便器の排水口に入れる
4.排水口付近を上下しながら水圧をかける

ビニール袋は破れにくい大きめがオススメです。
また輪ゴムを使用してビニール袋を手首あたりで止めると、浸水を防止できます。

顔が便器から近くなるので、水しぶきに注意しましょう。
ゴーグルやマスクを付けることで、水が目や口に入るのを予防できます。

スッポンがなくてトイレの詰まりを代用品で対処する際は、便器を傷つけないように注意しましょう。
特にペットボトルを使用するときは、便器に傷がつきやすいです。

便器に傷がつくと、付着した汚れが取れなくなります。
汚れが付着したままだと、見た目が悪くなるだけでなく、菌が繫殖して衛生的ではありません。

キレイなトイレを保つため、便器に傷をつけないように、トイレの詰まりを解消しましょう。

自力でトイレの詰まりを解消できない場合は、専門業者に依頼するのが良いでしょう。
専門業者であれば、すぐに問題解決してくれます。

専門業者に依頼するメリットは3つあります。

・状況に合わせた的確な処理をしてくれる
・簡単なつまりであれば5分ほどで直る
・便器に傷をつけない

専門業者に依頼したときの料金は、軽度な詰まりだと4,000円～8,000円ほどです。
配管のつまりだと少し高くなり、8,000円～15,000円程度です。

専門業者に依頼することで、安心してトイレの詰まりを解消できるでしょう。

スッポンがないときのトイレ詰まりを解消する代用方法は、以下の3つです。

・ペットボトルがスッポンの代わりになる
・バケツでお湯を一気に流す
・ビニール袋を手に付け水を押し込む

トイレが詰まると便器内の水量が増え焦ってしまいますが、冷静に対処することで解決できます。