【DIY可能】トイレのタンク下から水漏れが…応急処置から修理費用も解説！

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トイレのタンク下から水漏れする原因は、主に部品の劣化やタンクの破損です。
原因次第では自分でも対処できますが、難しければプロに相談しましょう。

本記事のポイントは次のとおりです。

・トイレのタンク下から水漏れする原因
・タンク下から水漏れした時の対処法
・水道業者に修理を依頼した時の費用相場・目安

タンク下から水漏れする原因や対処法、業者に修理を任せた際の費用などを解説します。

トイレタンク下から水漏れが発生する原因とは？

トイレのタンク下から水漏れする原因は、部品の劣化や破損です。
ただし、タンクそのものに問題が生じている可能性もあります。

トイレのタンク下から水漏れした際は、タンクと便器の間の状態をチェックしてみましょう。

トイレのタンクと便器の間には、密結パッキンという部品があります。
この密結パッキンが劣化・破損した場合、隙間から水漏れすることがあるのです。

密結パッキンから水漏れしている場合、部品を交換する必要があります。
放置すると水漏れが悪化しますので、早めに交換しましょう。

なお、密結パッキンは自分でも交換可能です。
ただし、トイレタンクは重量があるため、着脱するには相応の力が求められます。

トイレの便器とタンクを接続する密結ボルトの緩みや破損も考えられます。

密結ボルトは、密結パッキンの側面にあるボルトです。
密結パッキンを固定する役割を担っていますが、緩み・破損によって隙間から水が漏れ出す場合があります。

密結ボルトに問題がある時は、ボルトを締め直すか、新品に交換しましょう。

トイレタンクの破損も水漏れにつながります。

トイレのタンクは陶器や樹脂でできており、多少の衝撃では壊れることもありません。
しかし、衝撃の強さによっては欠けたり割れたりすることもあります。

もしトイレタンクが破損した場合、新品への交換が必要です。
DIYも可能ですが、かなり難易度が高いため、自信がない時は業者に相談しましょう。

トイレのタンク下から水漏れした場合、以下で挙げる対処をおこないましょう。
放置すると水漏れが悪化しますので、早めの対応が大切です。

水漏れの程度に関わらず、まずはトイレの止水栓か水道の元栓を閉めましょう。
タンクへの水の供給を止めることで、水漏れの影響を最小限に抑えられます。

トイレの止水栓の場所は、トイレの機種によって異なります。
通常は給水管付近にありますが、見つからない時は便器や側面カバーの裏をチェックしてみましょう。

もし密結パッキンが劣化している場合、部品を交換しましょう。
密結パッキンの価格は数百円〜千円程度で、通販かホームセンターで購入できます。

ただし、密結パッキンはメーカーにより若干サイズが異なります。
購入する際は、必ずメーカーや対応機種をチェックしましょう。

密結ボルトを増し締めしたり、交換したりするのもよいでしょう。
特にパッキンに劣化や破損が見られない時は、ボルトの締め直しなどで対応できる可能性もあります。

密結ボルトの価格は数百円ほどで、ホームセンターなどで購入可能です。
密結パッキンとセットで購入し、同時に交換するのもよいでしょう。

もしトイレタンクに破損が見られる場合、新品に交換しましょう。

ただし、トイレタンクの交換は難しく、重量もあるため作業時には注意が求められます。
自分での交換が困難な場合、業者に相談してみましょう。

水道業者にトイレのタンク修理を依頼した場合、費用相場は数千円〜数万円と幅があります。

タンクの脱着が不要で、パッキン・ボルト交換程度で済む時は、6,000円〜2万円程度で収まることも珍しくありません。
一方、トイレタンクの脱着が必要な場合、2万円を超えることも多いので注意しましょう。

トイレタンク自体の交換が必要な時は、費用が高額になる傾向があります。
機種にもよりますが、5〜6万円かかると考えておきましょう。

水漏れ修理費用を少しでも抑えたい方は、複数の業者から見積もりを取りましょう。
相見積もりを取ることで平均費用が分かるほか、修理費用が安価な業者が分かります。

また、相見積もりの結果を元に料金交渉することも可能です。
業者によっては値引きしてくれるため、うまくいけば相場より安く修理できるでしょう。

トイレのタンク下から水漏れする原因は、パッキンやボルトの劣化、タンク本体の破損などです。
いずれにせよ、悪化する前に部品やタンクの交換をおこないましょう。

業者に修理を依頼した場合、数千円〜数万円の費用がかかります。
状態によって費用が変わりますので、修理を依頼する前に数社から見積もりを取りましょう。