トイレの配管が詰まった…原因は何？正しい対処法も解説！

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水回りにはトラブルがつきもので、トイレもまたよく不具合が見られる設備です。
中でも配管・排水管の詰まりによって水漏れが引き起こされることがよくあります。

配管や排水溝が詰まる原因を知り、自己対処するか、業者に依頼してしまいましょう。

種別！トイレの配管・排水溝が詰まる原因とは？

トイレの配管や排水溝が詰まると、水を流せなくなります。
糞尿がまじった汚水がトイレの床どころか居室まで漏れだすと、大変困ります。

トイレの中が詰まった原因を突き止めて、適切な処置をとらなければなりません。
よくあるトイレの詰まりの例は、次のようなものです。

古いトイレにありがちなトラブルが、尿石のこびりつきです。
長期間排水管を洗浄されていないトイレは、尿石がこびりつくことによって水が流れにくくなります。

トイレの下水は、上から下への勾配で流すので、実は水圧はほとんどかかっていません。
大量のトイレットペーパーを一気に流そうとすると、トイレが詰まることがあります。

吐き気を感じると、トイレに吐瀉物や食べ残しを流してしまうこともあります。
その他子どものおもちゃや、ハンカチなどが落ちても流しきれず詰まりが起こります。

トイレの排水管の詰まりは、専門の薬液を使えば解決できることもあるようです。
誤ってトイレに落とした異物や、大量のトイレットペーパーも、薬液を流し込んでしまえば溶けて流れます。

基本的には「パイプユニッシュ」などの薬液を流し込むだけです。
しかしその前にいくつか準備が必要なので、手順を踏んで行いましょう。

まず、トイレの止水栓を止めます。
止水栓は便器に繋がっている水管の根本にあるので、ねじを回して閉めておきましょう。

次に、トイレの電源プラグを抜きます。
電気を使用する温水洗浄便座などは、一度電源を切っておきましょう。

最後に換気です。
詰まりを解消するための薬品には、独特の臭気があります。
多量に吸い込みすぎると気分を悪くする人もいます。

換気扇を回して、トイレの中に空気がこもらないようにしてください。
子どもやお年寄りは特に悪心を起こしやすいので注意しましょう。

以上の手順を守ってから、トイレに薬液を流し込みましょう。
十分な量流し込んでから20～30分ほど経ってから止水栓を開け、水を流します。

軽度の詰まりならば、これで解消できます。

素人の作業ではなかなか解決できない、手ごわい詰まりもあります。
その場合は何か別の原因があるかもしれないので、プロへの依頼も考えましょう。

トイレの詰まりは業者にとっては経験数も多く、日常的な仕事です。
費用相場もそこまで高くはなりません。

排水管に何か詰まっている程度ならば、1万円～3万円が相場でしょう。
中の設備の一部を交換しなければならないならば、パーツ料金がかかります。

ただし、もしトイレの根本の部分から水漏れが発生している場合は、個別の見積りです。
排水管による詰まりが原因でないケースでは、便器ごと修理するか新品交換となります。

そうなると、トイレそのもの新品価格と工事費用で30万円を超えることもあります。

トイレの排水管の詰まりは、状況次第では、そこまで深刻ではありません。
市販の薬液を注げば、詰まりの原因が溶けてしまって簡単に解決することもあります。

しかし個人での対応に限界を感じれば、早めに業者に依頼しましょう。
場数を踏んだ業者ならば、どんな原因でも、対価を払えば解決方法を提示してくれます。