トイレットペーパーが詰まる原因とは？サインや効果的な対処法も解説！

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トイレットペーパーが詰まったからといって、すぐに水道業者を呼ぶのは早いです。
ほとんどのトラブルは、スッポンなどの道具がなくても解決できます。

ここでは、トイレットペーパー詰まりの原因とサイン、対処法について説明しています。

トイレットペーパーが詰まる原因とは？

原因のほとんどはトイレットペーパーの使い過ぎですが、流す時の水量も関係しているのです。
トイレを詰まらせないためにも、トイレの性能に応じてペーパーの使用量を調整してください。

トイレットペーパーはティッシュペーパーとはまったく性質が違います。
鼻をかむとすぐに破けてしまうように、水に弱い性質があるのです。

それにも関わらず、トイレットペーパーが便器を詰まらせてしまう場合、考えられる方法はペーパーの使い過ぎです。
常識の範囲を超えて大量に使用すると、いくら水に溶けやすいトイレットペーパーといえども、溶けるまでに時間がかかります。

節水トイレは水の使用量が少なく、水道代の節約に貢献してくれます。
一方で十分な水流が生まれず、詰まりが発生するリスクが高くなるのです。

節水トイレ導入後は、意識的にトイレットペーパーの使用量を減らしてみましょう。

大をした時は、必ず大の水量で流すようにしてください。
常に小で流せば節水を期待できますが、一方でトイレが詰まるリスクが高くなります。

使用する水量は小レバーで4リットル程度、大レバーで5～6リットル程度と、極端に変わるわけではありません。

トイレットペーパーがスムーズに流れない時は、便器や排水管内で問題が発生しています。
詰まりのサインは、目視や音で判断できるものばかりです。

ここでは代表的なサインを3例紹介していきます。

水を流した時に、便器内の水位がいつもより高いと感じられるなら要注意です。
水が流れずに便器内に蓄積していくため、水位が高くなるのです。

水位が高くなってから、一気に水が引いて流れるという状況が頻発する場合は、次からトイレットペーパーの使用量を減らす工夫をしてください。

正常に流れていれば、水流音はいつもと変わらないはずです。
もしゴボゴボという異音がする時は、空気の吸い込み音が響いている状態です。

この音は便器内の詰まり、また排水管内の詰まりなどが原因で発生します。

便器内の封水は、悪臭がトイレ内に立ち込めないように抑制するものです。
そのため、封水の量が適正水位よりも低くなると、排泄物や下水の臭気が便器から室内まで侵入してきます。

トイレットペーパー詰まりを解消する対策は、誰でも簡単に実践できます。
ほとんどの詰まりは自分で直せるので、専門業者に依頼する前に次の方法を試してみましょう。

水に溶けるはずのトイレットペーパーといえども、大量に流すとすぐには溶けません。
例えば、ペーパーの使用量が1回あたり150cm程度だと問題なく流れますが、2倍の300cmになると詰まるリスクがぐっと高くなります。

それでも2～3時間も置けば、トイレットペーパーの塊は溶けるはずです。

トイレットペーパーは水よりも、お湯に溶けやすい性質があります。
ただし、熱湯を入れると便器が割れる可能性があるので、50度程度に抑えておくのが無難です。

お風呂の湯温より熱くてもかまいませんが、指を入れ続けられる程度の湯温に調整してください。
触れないほど熱いのであれば、60度を超えている可能性が高いです。

2～3時間ほど放置する方法、ぬるま湯を流す方法を試しても、すぐには詰まりが解消しないケースがあります。
そこで、待たずにすぐに直したいという方は、スッポンを利用してみるのも手です。

スッポンは別名、ラバーカップとも呼ばれており、真空の働きによりトイレットペーパーを強力に吸引します。

トイレットペーパーを大量に使用した、また排水時の水量・水流に問題がある、といったケースで詰まりが起こっています。
詰まりを見極めるコツは便器内の水位と異音で、いつもと流れ方が違うと感じられる場合は要注意です。

水が流れなくなった時は、ペーパーを素早く溶かす、スッポンで吸い出すなどの方法を試しましょう。