閉めても水が止まらない！蛇口が流れっぱなしになる原因・応急処置をご紹介

「蛇口をきちんと閉めているのにポタポタと水が垂れてくるけどどうしよう……」
「蛇口が空転？みたいになってしまって、水が全然止まらない！」

築年数が経過している家にお住まいの場合、このようなトラブルに見舞われてしまうことがあるでしょう。
水が止まらないと、水道料金がかさんでしまったり、床がずぶ濡れになってしまうことがあるので、とても厄介です。

今回は、「蛇口の水トラブル」をテーマに、

●蛇口を閉めても水が止まらない原因
●蛇口を閉めても水が止まらない時の応急処置
●蛇口を閉めても水が止まらない時は業者に相談を

以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、ぜひ皆さんもご一読ください。

蛇口を閉めても水が止まらない原因

蛇口を閉めても水が止まらないのはどうしてでしょうか。

水道部品の耐久寿命はおよそ10年から15年といわれています。
水道の蛇口が空転してしまい水が止まらなくなってしまったり、蛇口をしっかりと閉めているはずなのに水がポタポタと垂れてしまうのは、水道部品の経年劣化が原因の場合が多いです。

ここでは、蛇口を閉めても水が止まらない原因について解説しますので、参考にしてみてください。

蛇口を長年開けたり閉めたりしているうちに蛇口周りのボルトやナットなどの部品が緩んでしまうことがあります。
部品が緩んだ状態になると部品の隙間から水が染み出てしまい、蛇口をきちんと閉めていても水がポタポタと垂れてしまう症状に見舞われてしまいます。

コマパッキンとは、蛇口のハンドル内部にある部品を指します。
このパッキンによって蛇口を閉める時にしっかりと水を止めることができます。

しかし、コマパッキンは経年劣化によって、摩耗やひび割れ、汚れなどが生じてしまうと、本来の機能を果たすことができなくなってしまい、水漏れに繋がってしまうことがあるので注意しなければなりません。

ナットやボルトの緩みやコマパッキンの経年劣化と同じように蛇口自体の経年劣化によって破損が生じることがあります。
破損の度合によっては水が止まらなくなってしまうこともあるので注意しましょう。

蛇口を閉めても水が止まらない時にはどうしたらよいのでしょうか。
ここでは、一般の方でも実践可能な応急処置方法について解説しますので、状況に応じて参考にしてみてください。

水が止まらない状態になってしまった場合、水道の止水栓を閉めることで水を止めることができます。
止水栓の位置は、水廻りの種類に応じて異なりますので、下記を参考に探してみてください。

●キッチン：流し台の下
●洗面所：洗面所の下
●浴室：壁面から蛇口に繋がる部分
●トイレ：壁面からタンクに繋がる部分

止水栓の形状は、マイナスのネジ穴のような形をしている場合と、蛇口のようなハンドル状の形をしている場合があるので、確認するようにしましょう。
止水栓を閉める時は時計回り、開ける時は反時計回りなので、忘れないようにしてください。

前述したとおり、蛇口を閉めても水が止まらないと、水道料金がかさんでしまったり、床がずぶ濡れになってしまいかねません。

毎回、止水栓を開け閉めするのもなかなか難儀なことなので、早めの修理が肝要といえるでしょう。
また、築年数が経っている建物の場合、蛇口が1つ故障すると他の蛇口も連鎖的に壊れることがあるので気を付けなければなりません。

しかし、知識や工具を備えていない一般の方が修理をしようとすると、間違った部品を買ってしまったり、蛇口や水道管にダメージを与えてしまうというような事態が起こりかねません。
結果として、却って水漏れが悪化してしまっては元も子もないでしょう。

専門の修理業者に相談すれば、

●原因の追究と適切な処置
●他の蛇口に異常がないかチェックをしてくれる
●保証サービスが充実しているので安心できる

このような安心できる対応を取ってくれることでしょう。

蛇口の水漏れトラブルでお困りの方は一度プロの水道修理業者に相談してみてはいかがでしょうか。