蛇口から水が飛び散る！原因や対策をご紹介
「蛇口から水が飛び散って服が濡れた」
「蛇口からの水が飛び散って床や壁にシミができる」
皆さんこのような水道のトラブルに悩まされていませんか？
蛇口からの水が飛び散るということは、必ず原因がありますし対策することもできます。そこで今回は、水が飛び散る原因や対策などを紹介します。
◆本記事の流れ
①蛇口から水が飛び散る10の原因
②蛇口から水が飛び散った時の3つの対処法
③蛇口から水が飛び散らないための3つの今後の対策
蛇口から水が飛び散る原因にどのように対処すべきか、本日は水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、よくある水道トラブルの経験をまじえて解説いたします。
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蛇口から水が飛び散る10の原因
①水圧の問題
水圧が高すぎると、水が蛇口から勢いよく出てしまい、水はねの原因となります。水圧が適切に調整されていない場合、特に注意が必要です。
②蛇口のデザイン
蛇口の形状や取り付け位置が水はねに大きな影響を与えます。例えば、蛇口がシンクの中央からずれている場合、水が均等に広がらず、飛び散りやすくなります。
③シンクの深さ
浅いシンクは、水が蛇口から流れる際に水はねを引き起こしやすいです。深いシンクを選ぶことで、水はねを大幅に減らすことができます。
④蛇口の高さ
蛇口の取り付け位置が高すぎると、水がシンクに落ちるまでの距離が長くなり、その結果、水はねが発生しやすくなります。適切な高さに取り付けることが重要です。
⑤流量の調整不足
水の流量を適切に調整していない場合、必要以上の量の水が一度に流れ出て水はねを引き起こします。流量を調整するバルブやエアレーターを利用することで、水はねを防ぐことができます。
⑥蛇口の先端の状態
蛇口の先端に付着した汚れや水垢が、水流を乱して水はねの原因となることがあります。定期的に掃除することが必要です。
⑦不適切な水流方向
蛇口の水流がシンクの適切な位置に当たらない場合、水が跳ね返って飛び散ることがあります。水流の方向を調整することで、水はねを防ぐことができます。
⑧使用する水温
水温が極端に高いか低い場合、水が飛び散りやすくなることがあります。適切な水温で使用することが推奨されます。
⑨蛇口の劣化
古くなった蛇口は水流が一定でなく、飛び散りやすくなります。蛇口の定期的なメンテナンスや交換が必要です。
⑩環境要因
風通しの良い場所にある蛇口や、強風が吹くときに使用する場合、水が飛び散りやすくなります。外部環境にも注意を払いましょう。
蛇口から水が飛び散った時の3つの対処法
蛇口から水を出すたびに飛び散るのは非常に困ります。ここでは、蛇口から水が飛び散る原因を解消するための3つの対処法を紹介します。
対処法①：泡(ほう)まつ器キャップと吐水口の掃除
蛇口に取り付けられている泡まつ器キャップは、時計回りに回すことで簡単に取り外せます。泡まつ器キャップはメッシュ状になっているため、不要になった歯ブラシなどを使ってきれいに掃除してください。その際、吐水口の周辺や奥につまっている汚れも一緒に掃除しておきましょう。
泡まつ器キャップの掃除手順
①泡まつ器キャップを取り外す
②いらなくなった歯ブラシを使ってメッシュ部分を掃除する
③吐水口の奥や周辺もきれいにする
④キャップを元に戻す
対処法②：水量の調整
蛇口から流れる水の量を調整することで、水の飛び散りを抑えることができます。シンク下にある止水栓をマイナスドライバーで回してください。時計回りに回すと水量が少なくなり、反時計回りに回すと水量が多くなります。少しずつ調整しながら、水が飛び散らない最適な水量を見つけてください。
水量調整の方法
①シンク下の止水栓を確認する
②マイナスドライバーを使用して止水栓を回す
③水量を調整しながら最適な位置を見つける
賃貸にお住まいの場合は、自分で調整するよりも管理会社に問い合わせることをおすすめします。
対処法③：泡(ほう)まつ器キャップの交換
泡まつ器キャップのメッシュ部分に破れが生じている場合、キャップ自体を交換することをおすすめします。泡まつ器キャップはホームセンターやネットショップで購入できます。サイズを間違わないよう、事前に測るか現物を持参して購入してください。
泡まつ器キャップの交換手順
①破れたキャップを取り外す
②サイズを確認する
③ホームセンターやネットショップで新しいキャップを購入する
④新しいキャップを取り付ける
泡まつ器キャップは数百円程度で購入できるため、手軽に交換できます。適切なサイズを見定めることが大切です。
蛇口から水が飛び散る問題は、簡単な掃除や調整で解決できることが多いです。日常的なメンテナンスを心掛けて、快適な水回り環境を保ちましょう。
蛇口から水が飛び散らないための3つの対策
蛇口からの水が飛び散ってから対処するより、日頃から対策しておくほうが手間がかかりません。蛇口から水が飛び散らない対策は簡単な方法が多いですから、以下の3つの対策を日ごろから実践してみましょう。
対策①：月1回は掃除する
蛇口がついている場所といえば、キッチン・洗面所・トイレ・お風呂・お庭・ベランダなど、どの場所も毎日もしくは月1回は掃除すると思いますが、その時に蛇口や吐水口もあわせて掃除するようにしましょう。掃除といっても、いらなくなった歯ブラシで擦る程度で問題ありません。
掃除のポイント
・キッチンや洗面所など使用頻度の高い場所は週に一度の掃除を心がける
・歯ブラシを使って泡まつ器キャップのメッシュ部分を丁寧に掃除する
・蛇口の周辺や吐水口の奥の汚れも忘れずに除去する
対策②：定期的に水を流す
家にある蛇口の中にはめったに使用しない蛇口もあるかと思います。いざ使おうとした時に水が飛び散ってはいけないので、定期的に流しておきましょう。定期的に蛇口から水を流すことで、水の飛び散りやつまりといった異変にも早く気づきますし、虫の侵入も防ぐことができます。
水を流すタイミング
・普段使わない蛇口も月に一度は水を流す
・長期間留守にする前後に水を流しておく
・水の出方に異変がないか確認する
対策③：取り付け型の浄水カートリッジは定期的に交換
メーカーにより若干の違いがあるものの、取り付け型の浄水器にはカートリッジの使用期間が設けてあります。数か月に一度でも、カートリッジは古いものと交換してください。自分でカートリッジを交換するタイプの浄水器でも、メーカーが定める推奨期間に従い使用することをおすすめします。
カートリッジ交換のポイント
・メーカーの推奨期間を確認し、定期的に交換する
・交換時期をカレンダーに記入しておくと便利
・交換後は水質の変化をチェックする
蛇口から水が飛び散る問題は、日常的なメンテナンスと対策で予防できます。簡単な方法を取り入れることで、快適な水回り環境を保ちましょう。
【まとめ】蛇口から水が飛び散る時は適切に対処しよう！
蛇口からの水の飛び散りは、原因を特定することがカンタンですし、自分で対処することは可能です。さらに日頃からお手入れしておくことで対策も可能です。ただし、吐水口以外の場所から水が飛び散っている時は水漏れの可能性がありますから、できるだけ早く専門の業者に相談してください。もし、本日紹介した方法でも解決しなければ、プロの業者に相談する必要があります。
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