【依頼相場も】蛇口ポタポタ水漏れは水道代にどれくらい影響がある?原因や予防策も
「蛇口を閉めているのにポタポタと音がする」「水を使っていないのに蛇口からポタポタと水が垂れている」
このような状況の時に音や水漏れも気になりますが、さらに心配なのが水道代ですね。
そこで今回は、蛇口から水がポタポタと出てくる原因や修理方法、気になる水道代など、まとめて紹介します。
本記事のポイントは3つ。
・蛇口ポタポタ水漏れの原因と水道代の影響
・自分でできる蛇口ポタポタ水漏れの修理方法と業者依頼時への費用
・蛇口ポタポタ水漏れを予防する方法
できるだけ分かりやすく紹介しますので、最後までお読みいただき参考にしてください。
蛇口ポタポタ水漏れの原因と水道代の影響とは?
結論から言うと、たとえ一滴ずつでも蛇口からポタポタ水漏れすることで水道代も高くなります。
蛇口からポタポタ水が漏れる原因や、気になる水道代への影響については以下の通りです。
ポタポタ漏れていたときの水道代について
水道代はお住まいの地域によって違いますが、今回は0.3㎥100円として算出します。
蛇口からポタポタ漏れている水の量を1日に換算すると約30Lです。
30L×30日で1ヵ月900L、900L=0.9㎥ですから、水道料金は月300円上がる計算になります。
ちなみに2箇所の蛇口からポタポタ水漏れしているときは月600円、3箇所なら月900円アップです。
ゴムパッキンの損傷
蛇口からポタポタ水漏れしている主な原因はゴムパッキンの損傷です。
ゴムパッキンが損傷することで水をしっかりと止めることができなくなり、ポタポタと水漏れする原因となります。
経年劣化
ポタポタ水漏れする原因としては前述したゴムパッキンの損傷ですが、その基となる原因が経年劣化です。
蛇口に使用されているゴムパッキンの耐用年数は7~10年。
見えない部分に使用されていますから多くの方が劣化に気づくことはありません。
つまり、蛇口からポタポタ水漏れしたときは、ゴムパッキンが劣化しているサインということです。
自分でできる蛇口ポタポタ水漏れの修理方法!業者依頼時への費用もご紹介
蛇口からポタポタ水漏れしているときは、まず自分で修理してみることをおすすめします。
あまりDIYが得意でない方、修理する時間がない方は専門業者に依頼してください。
ゴムパッキンを交換する
まず、止水栓を閉めてからレバーの下や化粧蓋の中にあるネジを回します。
次にモンキーレンチを使用して、蛇口本体のナットを外しましょう。
ある程度分解したらゴムパッキンが取り出せますから、新しいものと交換してください。
先ほどとは逆の手順で作業して蛇口を元通りにします。
止水栓を開けて水を流し問題なければ修理完了です。
修理を業者に依頼したときの費用
自分で修理するよりも安全・確実なのが水道修理業者にお願いすることです。
気になるのは修理費用ですが、作業内容によって違いがあるので紹介します。
・ゴムパッキンの交換:5,000円~10,000円
・蛇口本体の交換:50,000円前後
蛇口本体の交換費用ですが、内訳としては作業代20,000円+本体代金です。
そのため、蛇口の種類によっては高額になるケースもあります。
蛇口ポタポタ水漏れを予防する方法
日頃からお手入れして、蛇口からのポタポタ漏れを予防しましょう。
定期的に掃除する
定期的に掃除することで、蛇口からポタポタ水漏れしている状態に早く気づくことができます。
理想は週1回、最低でも2週間に1回は水が出る部分も含めて掃除してください。
少し手間はかかりますが、泡まつキャップやシャワーヘッドを取り外して掃除することをおすすめします。
コツはクエン酸水(水200ml+小さじ一杯のクエン酸)を使うこと。
浸けおきしていると汚れが浮きますから、より掃除の効果が高くなります。
浸けおきできない時は、蛇口をキッチンペーパーで覆ってクエン酸スプレーを吹き付けてください。
水が漏れる前に交換する
メーカーや使用頻度によって若干の違いがあるものの、蛇口本体は10年前後、中に使用されているパッキンは7~10年が耐用年数とされています。
耐用年数を過ぎても使い続けていれば、いつポタポタ水漏れしてもおかしくはありません。
であれば、10年を目安に交換を検討してみましょう。
コツとしては、より優良な水道業者を選ぶことです。
【まとめ】ポタポタ水漏れが蛇口から発生すると水道代が跳ね上がることも
たとえ一滴ずつでも、ポタポタ水漏れしていると水道代が高くなります。
さらに放置していると大きな水漏れが起きてしまうことも。
そうなってからでは水道代や修理費用など、さらに高額になりますからポタポタ水漏れしているうちに早く対処してください。