壁付レバー式単水栓の特徴と選び方、設置方法を解説
壁付レバー式単水栓は、壁に直接取り付けられたシンプルな水栓で、レバー1つで水の出し止めが可能です。キッチンや洗面所、トイレの手洗い場など、多様な場所で使われており、省スペースで使いやすいのが特徴です。
本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、、壁付レバー式単水栓の特徴、選び方、設置方法を詳しく解説します。
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壁付レバー式単水栓の特徴
1. 省スペースで使いやすい
壁に取り付けられるレバー式単水栓は、シンクやカウンターの上をすっきりとさせるため、狭い場所でも効率的に設置できます。レバー1つで水量を簡単に調整できるため、操作が簡単で便利です。
2. 片手で簡単に操作可能
レバー式の水栓は、片手で水を出し止めできるため、調理中や手が汚れている時でも簡単に操作できます。上下に動かすことで水のオン・オフを行い、左右に動かすことなく水量調整が可能なため、直感的な操作ができるのが特徴です。
3. シンプルでスタイリッシュなデザイン
壁付レバー式単水栓は、シンプルかつモダンなデザインが多く、どのようなインテリアにも合わせやすいです。ステンレスやクロムメッキ仕上げの製品が主流で、洗練された雰囲気を演出することができます。また、黒やマットな仕上げのものもあり、モダンな空間に最適です。
4. 清掃がしやすい
壁付けされていることで、シンクやカウンターに余計な水栓のパーツがなく、掃除がしやすいのも特徴です。シンプルな構造のため、蛇口部分も拭くだけで汚れが取れやすく、日常的なメンテナンスが簡単です。
5. 耐久性が高い
壁付レバー式単水栓は、耐久性に優れた素材（ステンレスや真鍮）が使用されているため、長期間使用しても故障や劣化が少ないです。特に、屋外や湿気の多い場所でも、腐食しにくい素材が採用されている製品が多いです。
壁付レバー式単水栓4つの選び方
1. 設置場所に合ったサイズを選ぶ
壁付レバー式単水栓を選ぶ際には、設置場所のサイズや空間に合わせたデザインを選ぶことが重要です。
- キッチン: 調理や洗い物をする際には、スパウト（吐水口）が長めで、シンク全体をカバーできるものが便利です。
- 洗面所: 手洗いや歯磨きが中心となる洗面所では、短めのスパウトでコンパクトなものが最適です。
- トイレの手洗い場: トイレの手洗い場はスペースが限られているため、ミニサイズの水栓が適しています。
2. 耐久性の高い素材を選ぶ
ステンレスや真鍮など、錆びにくく耐久性に優れた素材を選ぶことが大切です。特に、水を頻繁に使うキッチンや洗面所では、長持ちする素材を選ぶことで、メンテナンスの手間を減らせます。
3. 節水機能付きの製品を選ぶ
日常的に使用する水栓では、節水機能がある製品を選ぶことで、無駄な水の使用を抑えることができます。レバー操作で水量を調整できるタイプは、必要な量だけを使うことができ、環境にも優しいです。
4. デザインや色をインテリアに合わせる
壁付けレバー式単水栓は、デザインや色のバリエーションも豊富です。ステンレス製やクロムメッキ仕上げのものが一般的ですが、マットブラックやホワイトなど、モダンな色合いの製品もあります。キッチンやバスルームの全体的なデザインに合わせて、色や仕上げを選ぶと統一感が生まれます。
壁付レバー式単水栓の設置方法
壁付レバー式単水栓は、適切な手順を守ればDIYで設置可能です。以下に、取り付けの手順を説明します。
1. 水道の元栓を閉める
まず作業を始める前に、水道の元栓を閉めて水の供給を止めます。元栓を閉めないまま作業を行うと、水が噴き出す恐れがあるため、必ず元栓を閉めたことを確認してから作業を進めてください。
2. 古い水栓を取り外す
モンキーレンチやプライヤーを使って、古い水栓を慎重に取り外します。壁付けタイプの単水栓は、壁の内部に配管が繋がっているため、配管の接続部分を丁寧に緩めてから蛇口を外します。
3. シールテープを巻く
新しい水栓を取り付ける前に、配管のネジ部分にシールテープを巻き、水漏れを防ぎます。シールテープは、ネジ山に沿って2〜3回巻き付けることで、接続部分の密閉性が向上し、水漏れを防止します。
4. 新しい水栓を取り付ける
シールテープを巻いた後、新しいレバー式単水栓を配管に手で仮止めし、その後モンキーレンチで適度な力で締め付けます。強く締めすぎると配管が破損する恐れがあるため、適度な力で締めてください。
5. 元栓を開けて確認
水道の元栓を開けて、水漏れがないか確認します。レバーを操作して水量や水圧に問題がないか、接続部分からの水漏れがないかをチェックします。問題がなければ、設置作業は完了です。
壁付レバー式単水栓3つのメリット
1. スペースを有効活用できる
壁付タイプの水栓は、シンクやカウンターの上のスペースを有効に使うことができ、特に狭いスペースでも設置がしやすいです。スリムなデザインが多く、見た目もすっきりとしています。
2. メンテナンスがしやすい
シンプルな構造であるため、日常的なメンテナンスが簡単です。蛇口部分は拭き取りやすく、レバーも汚れがつきにくいデザインのものが多いため、清潔を保つのも容易です。
3. 節水効果で経済的
レバー式の単水栓は、水量を細かく調整できるため、必要な量だけの水を使用できます。これにより、水道代の節約ができるとともに、環境にも優しい生活が実現します。
まとめ
壁付レバー式単水栓は、シンプルでスタイリッシュなデザインと、使いやすさを兼ね備えた水栓です。キッチンや洗面所、トイレなど、さまざまな場所で使える省スペースな設計が特徴で、片手で簡単に操作できるレバー式は、日常的な使い勝手が非常に高いです。選ぶ際には、設置場所に合ったサイズや素材、デザインを考慮し、節水機能やメンテナンスのしやすさも確認しましょう。
正しい手順に従って設置することで、DIYでも簡単に取り付けられ、快適な水回り環境を実現できます。
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