単水栓交換時に回らない原因と対処法
単水栓の交換作業を行う際、ハンドルやナットが固くて回らないことがあります。これが原因で作業が進まない場合も多いですが、いくつかの対処法を試すことで問題を解決できる可能性があります。
本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、単水栓が回らない原因とその対処法について詳しく解説します。
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単水栓が回らない4つの原因
単水栓のハンドルやナットが回らない主な原因は、以下のようなものです。
1. サビの固着
長期間使用されている水栓の場合、金属部品にサビが発生していることがよくあります。特に、湿気の多い場所や外に設置されている場合は、サビが進行しやすく、ナットやハンドルが固着してしまうことがあります。
2. 水垢や汚れの蓄積
水道水に含まれるミネラル成分が蛇口の内部に蓄積し、硬い水垢となって接続部分を固くしていることがあります。これにより、ハンドルやナットが回らなくなる場合があります。
3. パッキンやシールテープの劣化
内部のパッキンやシールテープが劣化し、硬化していることも考えられます。これにより、部品がスムーズに動かなくなり、ハンドルやナットが固まってしまうことがあります。
4. 力の不足
単水栓はしっかりと取り付けられているため、通常より強い力が必要な場合があります。モンキーレンチやスパナで締め付けられている部分を緩める際に、適切な工具や力が不足していることが原因で回らないこともあります。
単水栓が回らない場合の対処法
単水栓が固くて回らない場合、次の対処法を順に試してみましょう。これらの方法で多くの場合、問題を解決できます。
1. 潤滑剤を使用する
最初に試すべき方法は、サビや汚れを緩めるために潤滑剤を使うことです。潤滑剤(WD-40など)をハンドルやナットの固着部分にスプレーし、数分から10分ほど待ってから再度回してみます。
- 手順:
- 水道の元栓を閉め、水の流れを止めます。
- 潤滑剤を固着している部分(ハンドルやナット)にスプレーします。
- 10分ほど放置して、潤滑剤がサビや汚れに浸透するのを待ちます。
- モンキーレンチやスパナを使って再度回してみます。
2. モンキーレンチで力を加える
潤滑剤を使用しても回らない場合、モンキーレンチやパイプレンチを使用して、より強い力を加えます。この際、ナットやハンドルが傷つかないように、しっかりと工具を固定することが重要です。
- コツ:
- モンキーレンチをしっかりナットにかけ、滑らないようにします。
- 必要に応じてレンチの柄を延長するためのパイプを使い、テコの原理で力を加えます。これにより、無理なくナットを回せることがあります。
3. 熱を加える
金属部品は熱を加えると膨張するため、固着した部分を緩めるのに有効です。ドライヤーやヒートガンを使ってナットやハンドルの部分を温めて、緩むのを待ちます。
- 手順:
- ドライヤーやヒートガンを使い、ナットや接続部分を数分間温めます。
- 温めることで、金属が膨張して固着が解ける可能性があります。
- モンキーレンチでナットを回してみます。
ただし、プラスチック部品が含まれている場合は、過度な加熱で溶けることがあるため、注意が必要です。
4. 軽く叩いて衝撃を与える
ハンマーを使って軽くナットやハンドル部分を叩くことで、固着が解消されることもあります。この場合、過度に強く叩くと部品を破損させる可能性があるため、慎重に行いましょう。
- 手順:
- モンキーレンチをナットにしっかり固定します。
- 固定したレンチの端を軽くハンマーで叩き、振動を与えて固着を緩めます。
- 少しずつナットを回していきます。
5. サビ落とし剤を使う
サビが原因で回らない場合、サビ落とし剤(錆除去剤)を使って固着部分に塗布する方法も有効です。これにより、サビが溶けてナットやハンドルが回しやすくなります。
- 手順:
- サビ落とし剤を固着した部分に塗布し、数分から数時間放置します。
- 放置後、再度モンキーレンチを使って回します。
固くて回らない単水栓の交換手順
固着が解消されたら、次に単水栓を交換する手順を進めます。以下の基本的な手順に従って、交換作業を進めましょう。
1. 水道の元栓を閉める
まず、必ず水道の元栓を閉めてから作業を始めます。元栓を閉めないと水が流れ続けてしまうので注意が必要です。
2. 古い単水栓を取り外す
潤滑剤やレンチを使って、古い単水栓を取り外します。ナットや接続部分が固着していた場合は、前述の方法で解決してから作業を進めます。
3. 接続部分を清掃する
新しい単水栓を取り付ける前に、接続部分の汚れやサビをきれいに取り除きましょう。これにより、新しい蛇口がしっかりと取り付けられ、再び固着するリスクを減らすことができます。
4. 新しい単水栓を取り付ける
新しい単水栓を取り付けます。取り付け部分にはシールテープを巻いて防水対策を行い、モンキーレンチでしっかりと締め付けます。
5. 水漏れをチェックする
取り付けが完了したら、元栓を開けて水漏れがないか確認します。水漏れが発生した場合は、再度接続部分を締め直すか、シールテープを巻き直して調整します。
まとめ
単水栓が固くて回らない場合、サビや水垢、パッキンの劣化が原因となることが多いです。潤滑剤を使ったり、モンキーレンチで強い力を加えることで多くの問題が解消されますが、難しい場合は業者に相談することも検討しましょう。適切な方法を試しながら、安全に交換作業を進めてください。
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