単水栓のケレップ交換手順と注意点、メンテナンス
単水栓のケレップは、水漏れを防ぐための重要な部品であり、定期的に交換する必要があります。ケレップが劣化すると蛇口の締まりが悪くなり、結果的に水漏れが発生します。
本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、単水栓のケレップ交換に関する手順や注意点を詳しく解説します。
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ケレップとは?
ケレップとは、単水栓の内部にあるゴム製の弁で、水の流れを止める役割を担っています。蛇口の中で「コマ」と呼ばれる部品に取り付けられ、水の圧力をコントロールして水漏れを防ぎます。
- 役割:ケレップは、蛇口を閉めたときに水が漏れないように密閉するためのゴム弁です。劣化すると密閉性が失われ、水が漏れやすくなります。
- 劣化の症状:長時間使用するとゴムが硬化したり、摩耗したりして、蛇口を完全に閉じても水がポタポタと漏れることがあります。
ケレップの交換が必要なサイン
ケレップは消耗品であり、定期的な交換が必要です。以下のような兆候が見られたら、ケレップの交換を検討しましょう。
1. 蛇口から水が漏れる
蛇口をしっかり締めても水が漏れる場合、ケレップが劣化している可能性があります。ゴムが硬化して弁が座面にしっかりと接着できなくなると、漏水が発生します。
2. 蛇口の操作が固い
蛇口を開閉する際にハンドルが固く感じる場合、ケレップが摩耗しているか、ゴムが硬化していることが原因です。交換することで操作性が向上します。
3. 水の流れが悪い
蛇口を開いても水の流れがスムーズでない場合、ケレップが劣化して適切に機能していない可能性があります。これも交換のサインです。
ケレップ交換の準備
ケレップの交換作業は、特別な技術がなくても比較的簡単に行うことができます。以下の道具と材料を準備して、スムーズに作業を進めましょう。
必要な工具と材料
- モンキーレンチ:蛇口のパーツを分解するために使用します。
- 新しいケレップ:交換用のケレップ(13mmが一般家庭で最もよく使われるサイズです)。
- シールテープ(必要に応じて):接続部分に巻いて水漏れを防ぐためのもの。
- プライヤー(場合による):ケレップを取り外す際に便利です。
ケレップのサイズ確認
交換する前に、ケレップのサイズを確認することが重要です。一般的には、家庭用の単水栓には「ケレップ13」が使用されますが、大きな施設や商業施設では「ケレップ20」が使われることもあります。事前に蛇口の呼び径を確認してから交換用のケレップを購入しましょう。
ケレップ交換の手順
1. 水道の元栓を閉める
作業を始める前に、水道の元栓を必ず閉めてください。これにより、作業中に水が噴き出すのを防ぎます。元栓を閉めた後、蛇口を開いて水が出ないことを確認します。
2. 蛇口のハンドルを取り外す
モンキーレンチを使い、蛇口のハンドル部分を外します。ハンドルを取り外すと、内部に「コマ」と呼ばれる部品が見えます。このコマの中にケレップが取り付けられているため、次にコマを取り外します。
- ポイント:ハンドル部分を傷つけないように、適切なサイズのモンキーレンチを使いましょう。
3. コマとケレップを取り出す
コマを慎重に引き抜き、古いケレップをコマから外します。ゴムが劣化している場合、取り外しにくいことがありますが、プライヤーなどを使って優しく取り外しましょう。ケレップが割れていたり、硬化している場合は、確実に新しいものと交換します。
4. 新しいケレップを取り付ける
新しいケレップをコマに取り付けます。このとき、ケレップが正しい向きで装着されていることを確認してください。しっかりと座面に密着するように取り付けることで、水漏れを防ぐことができます。
5. 蛇口を元に戻す
コマを元の位置に戻し、ハンドル部分を再び取り付けます。すべてのパーツがしっかりと取り付けられているか確認し、モンキーレンチで適度に締め付けます。
6. 水道の元栓を開けて動作確認
最後に、水道の元栓を開け、蛇口を操作して水漏れがないか確認します。もし水漏れが見られる場合は、もう一度分解して、ケレップの位置や締め付け具合を確認しましょう。
- シールテープの使用:必要に応じて、接続部分にシールテープを巻くことで水漏れを防ぐことができます。
ケレップ交換時3つの注意点
1. 適切なサイズのケレップを使用する
ケレップのサイズが適合しない場合、蛇口が正常に機能しない原因になります。特に、呼び径13の単水栓に対して、間違ったサイズのケレップを使うと水漏れが発生しやすくなるため、事前にサイズを確認してから交換作業を行いましょう。
2. 交換頻度を把握する
ケレップはゴム製品であるため、使用環境や頻度によって交換時期が変わります。一般的には2〜5年程度で交換が推奨されますが、使用頻度が高い場所では早めの交換が必要です。水漏れや操作が固くなったと感じたら、早めに交換することを心がけましょう。
3. 交換後の水漏れチェック
ケレップ交換後、必ず水漏れがないか確認してください。もし漏れがある場合は、ケレップの装着不良やコマの不具合が原因である可能性があります。再度分解して正しく取り付けられているかを確認しましょう。
メンテナンスの重要性
定期的にケレップを交換することで、蛇口の操作性を維持し、水漏れのリスクを減らすことができます。また、ゴムの劣化が進む前に交換することで、余計なトラブルを防ぐことができます。特に、水道代が高くなる原因となる水漏れは、ケレップ交換で解決できることが多いので、早めの対処が大切です。
まとめ
単水栓のケレップは、蛇口の動作において重要な部品であり、定期的な交換が必要です。水漏れや操作の固さなどの症状が見られた場合は、すぐにケレップの状態を確認し、適切なサイズのものに交換しましょう。交換作業は比較的簡単ですが、正しい手順と注意点を守って作業を行うことで、快適な水回り環境を保つことができます。
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