浴槽から水漏れ！原因の突き止め方＆応急処置の方法もご紹介

「お風呂に入ろうと思ったらお湯が溜まらない！どこかからか漏れているけどどうしよう……」

暑い夏や寒い冬にはゆっくりと湯船につかってリラックスしたい方が多いのではないでしょうか。
しかし、そんなタイミングで浴槽でトラブルが発生してしまうと困ってしまいますよね。

浴槽からの水漏れトラブルにはいくつかの原因があるので、まずは特定をしなければなりません。
そして、原因によってそれぞれ修理方法が違うため、状況に応じて対処する必要があります。

今回は、「浴槽からの水漏れ」をテーマに、

●浴槽から水漏れする原因と突き止め方
●浴槽から水漏れしているときの応急処置
●水漏れ修理を依頼する業者の探し方

以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、ぜひ皆さんもご一読ください。

浴槽から水漏れする原因と突き止め方

浴槽から水漏れしてしまう原因の多くは経年劣化によるものです。
浴槽は365日ほぼ毎日稼働するため、経年劣化によるダメージを避けることが難しいです。
部材のグレードによって耐久寿命は異なりますが、早いもので10年、一般的には25年ほどで何かしらとトラブルが発生することが多いため注意しなければなりません。

ここでは、浴槽から水漏れしてしまう原因と突き止め方を紹介しますので、皆さんのご自宅の浴槽の状況をチェックしてみてください。

浴槽のひび割れが原因の場合

浴槽のひび割れによって水漏れが発生することがあります。
浴槽はFRPを素材としたものが多く、10年から20年ほどで劣化が進んでいきます。
劣化した浴槽は耐久強度が下がってしまい、何らかの衝撃が加わった時に、割れてしまうことがあります。

浴槽のひび割れが進行すると、水漏れトラブルへと発展してしまうので早めの対処が必要です。
側面や底面にひびが生じてないか定期的にチェックするようにしましょう。

排水口部品の劣化が原因の場合

排水口のパッキンやゴム栓が経年劣化により、ひび割れていたり摩耗してしまい水漏れトラブルへと発展してしまうことがあります。
ご自宅のパッキンやゴム栓とホームセンターなどの店頭で並んでいるものとを比べてみて、明らかに異変があれば排水口部品が原因の可能性を疑いましょう。

排水管の損傷が原因の場合

浴槽の排水口の下には、排水管が通っています。
この排水管が経年劣化や地盤沈下、地震などの要因によって歪んでしまったり、穴が空いてしまうことによって水漏れが発生してしまうことがあります。
この場合、床下にも被害が広がってしまうことがあるので、早めの対処が必要です。

浴槽から水漏れしているときの応急処置

浴槽からの水漏れは、一般の方が対処するのはなかなか難しいため、専門業者に依頼することが必要です。
しかし、すぐに呼べない場合もあるのでその場合は応急処置を行いましょう。

浴槽用の補修テープを使おう

ひび割れが原因と特定できている場合は、ホームセンターで購入することができる浴槽用の補修テープを使って応急処置を施すことが可能です。
ひび割れている部分に沿って補修テープを貼ることで水漏れを防ぐことができます。
あくまで応急処置なので、早めに浴槽交換など対処を採りましょう。

浴室にブルーシートを張ろう

何が原因かわからない場合は、ホームセンターで購入することができるブルーシートを浴室内に張りましょう。
見た目は不格好ですが、湯船を張ることはできるようになります。

水漏れ修理を依頼する業者の探し方

水漏れ修理を生業としている業者は皆さんがお住まいのエリアにも多数存在します。
そのなかには、実績豊富な優良な業者もあれば、杜撰な施工や詐欺的な施工をする悪徳業者も存在するため、吟味して業者選択をしなければなりません。

お抱えの水漏れ業者がいない場合には、下記のポイントを踏まえたうえで水漏れ業者を選択するようにしましょう。

●施工実績が豊富・評判や口コミが良い業者を複数社ピックアップする
●アフターサービスが充実しているかチェックをする
●複数社相見積もりをして施工見積の中央値を取るようにする
●見積時に担当者の言動に注視する
●担当者へ不明点などを質問した時に丁寧な対応を取るかチェックをする
●値引き金額をアピールして契約を迫る業者は警戒する

このようなポイントを抑えたうえで、あなたのお宅にあった水漏れ修理業者を探してみてはいかがでしょうか。