お近くのキッチン・台所から水漏れが発生した場合の対処法
キッチン・台所の水漏れが発生した場合、自分で対処できるか?
シンクと排水トラップのゴムパッキンの交換であれば、特に特殊な工具を使わなくても自分で修理できる可能性があります。DIYの得意な人もそうでない人も、一度確認してみてください。
<交換手順>
必要な道具は、ゴム手袋と新しいゴムパッキンです。
1.シンク下の排水トラップとシンクを繋いでいるナットを手で回して緩める。
2.排水トラップを上に持ち上げる。
3.シンク上から、持ち上がった排水トラップについている古いゴムパッキンを取り外す。
4.排水トラップに新しいゴムパッキンを取り付ける。
5.新しいゴムパッキンが取り付けられたら、逆の手順で取り付けなおす。
6.ナットをきちんと締めて、水が漏れてこないか確認して完了。
簡単な部品交換で済む場合には自分でも修理することも可能ですが、作業に慣れていない場合は無理に修理をしようとすると、かえって状態が悪化し費用も手間も倍以上かかってしまうので注意が必要です。
以上のように本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、よくある水道トラブルの経験をまじえて解説いたします。
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対処する場合の道具は?
道具をあらかじめそろえておけば急なトラブルにも早急に対応できるので、慌てて買いそろえるよりは前もって準備しておいたほうがいいかもしれませんね。
水まわりの修理には、ウォータープライヤー(六角ナット部分を回す)、マイナスドライバー(止水栓を回す)、ラジオペンチ(水道の部品の取り外したりする)、ぞうきん、バケツ、ゴム手袋の6点セットが基本です。
それ以外に、蛇口のねじカバーを外すための精密ドライバーもあると便利です。精密ドライバーがなければ爪楊枝でも代用することもできます。
パッキンやバルブなどの部品の交換が必要であれば、サイズや型を確認し、合ったものを購入しましょう。不安であれば携帯電話のカメラなどで部品を撮影したり、取り外したものをそのままホームセンターの店員さんに見せれば合ったものを教えてもらえますよ。
道具がない場合は?
自分で修理したいけれど道具がないから修理ができない!という場合、まずは慌てずにこれ以上水漏れの被害を拡大させないために、水の供給をストップさせましょう。止水栓を閉めれば水を止めることができます。
キッチンの止水栓は通常、シンクの下の収納庫の中にあります。ハンドル式のものと、マイナスの形の溝が入っているタイプのものがあり、ハンドル式のものはハンドルを、溝のタイプはマイナスドライバーで(マイナスドライバーもなければ10円玉などのコインを使いましょう)時計回りに回すことによって水を止めることができます。
止水栓の場所が分からない場合は、屋外にある水道メーターの近くに元栓がありますのでこれを時計回りに回します。元栓の場合はキッチンだけでなく、家のすべての水が止まりますので注意してください。水が止まったら、自分での修理が可能そうであれば必要な道具を買いに行くか、水道業者に速やかに連絡をして修理の依頼をしましょう。
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