素手でできる排水溝掃除！簡単手順と汚れ防止のコツ

排水溝の掃除はこまめに行うことで悪臭や詰まりの予防につながります。今回は、素手で行う場合でも安心して掃除できる方法や、素早く汚れを落とすためのポイントについて解説します。特別な道具がなくてもできるので、日々の習慣として取り入れてみてください。

本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、よくある水道トラブルの経験をまじえて解説いたします。

素手で排水溝掃除をするためのポイント

素手で掃除をする場合、直接排水溝に触れるため、不快感を少しでも減らし、簡単に済ませたいですよね。次のポイントを押さえることで、手早く清潔な排水溝を保てます。

ゴミがたくさん溜まった状態だと掃除が面倒になります。排水溝にゴミ受けネットを設置することで、髪の毛や食べかすが直接溜まるのを防ぎ、日頃の掃除が楽になります。ネットは使い捨てタイプがおすすめで、ゴミごと捨てるだけで簡単です。

ぬめりは時間とともに排水溝に発生するため、1〜2週間に一度は簡単な掃除を行うことで、素手で掃除する時も汚れが少なく済みます。また、キッチンや浴室の排水溝には重曹やお酢を定期的に入れると、ぬめりや悪臭の発生が抑えられます。

素手で排水溝を掃除する場合、ぬめりや臭いが気になりにくい環境を整えれば、簡単に掃除できます。以下の手順で行ってみてください。

排水溝のゴミ受けに溜まった髪の毛や食べかすを、素手で取り除きます。キッチンペーパーやティッシュを使い、ゴミをすくい取るようにして簡単に取り除きましょう。臭いが気になる場合は、作業前に排水溝に少しお酢を入れておくと軽減できます。

ゴミを取り除いたら、重曹とお酢を使ってぬめりを取ります。この方法なら特別な道具がなくても、泡の力でぬめりや臭いをしっかり除去できます。

泡が汚れを浮かせてくれるので、素手でも軽く触れるだけでしっかり汚れを落とせます。

汚れがしつこい場合は、スポンジを使って排水溝の内側を軽くこすり洗いします。汚れがひどい部分には、重曹を少量足してからスポンジでこすると、しっかり取れます。細かい部分は、歯ブラシなども使うと簡単です。

仕上げに40〜50度のぬるま湯を流し、残った汚れや泡をしっかり洗い流します。温かい水を流すことで油分や石鹸カスが溶けやすくなり、再び汚れが溜まるのを防げます。

排水溝は一度きれいにした後も、日頃から清潔を保つ工夫をすることで、掃除の手間を減らせます。次の習慣を取り入れてみましょう。

排水溝に週1回、重曹をふりかけるだけでぬめりの発生を防げます。重曹は消臭効果があるため、排水溝の臭い予防にも役立ちます。お酢と合わせるとより効果的です。

排水溝を使った後、冷水を流しておくとカビやぬめりの発生が抑えられます。さらに、排水溝の蓋を少し開けて乾燥させると、菌の繁殖を防ぎ、いつでも清潔に保ちやすくなります。

ゴミ受けネットに溜まったゴミは、悪臭やぬめりの原因となります。週1回程度、ネットを交換することで、汚れが溜まりにくく、掃除の頻度を減らせます。

素手で排水溝掃除をする際は、重曹やお酢を使った手軽な方法でぬめりや臭いを予防すると、簡単にきれいに保てます。日頃からゴミ受けネットを設置したり、冷水で流す習慣を取り入れると、汚れが溜まりにくくなり、掃除がより楽になります。こまめなお手入れで排水溝を清潔に保ち、快適な水回り環境を維持してください。

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