シールテープで水漏れを防ぐ方法と正しい巻き方
シールテープ(テフロンテープ)は、水漏れを防ぐために配管や接続部分に巻き付けることで、接合部の隙間を埋める役割を果たします。主に水道管やガス配管、空気圧縮機などのネジ接続部分で使用され、簡単に扱えるためDIYにも最適です。しかし、巻き方を間違えると効果が半減し、水漏れの原因になることもあります。
本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、シールテープを使った水漏れ防止の正しい方法や巻き方のコツ、注意点について詳しく解説します。しっかりとした知識を身につけて、トラブルを防ぎましょう。
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シールテープを使うメリットと用途
シールテープはフッ素樹脂製のテープで、高い耐水性・耐薬品性を持ち、ネジ部分の隙間を埋めることで水漏れを防ぎます。以下に、シールテープを使うメリットと主な用途を紹介します。
- 高い密封効果:シールテープはネジ山にしっかり密着し、隙間を埋めるため、水や空気、ガスの漏れを防ぎます。
- 耐熱・耐寒性に優れる:幅広い温度範囲で使用可能で、家庭内の給水管や給湯管、暖房配管など多くの場所で活躍します。
- 使い方が簡単:テープを巻くだけのシンプルな作業で、特殊な工具や知識がなくても簡単に取り扱えるのが魅力です。
- コストパフォーマンスが高い:シールテープは安価で手に入り、少量でも十分な効果があるため経済的です。
主な用途
- 水道管の接続部分
- ガス配管
- エアコンや冷蔵庫の冷媒配管
- 空気圧縮機のネジ接合部
シールテープを使った水漏れ防止の手順【5ステップ】
シールテープで水漏れを防ぐには、正しい巻き方が重要です。以下に、シールテープを使った水漏れ防止の具体的な手順を5つのステップで解説します。
1. 必要な道具を準備する
まず、作業に必要な道具を準備しましょう。
- シールテープ
- モンキーレンチやプライヤー
- タオルまたは布(拭き取り用)
- カッターまたはハサミ
道具をしっかり準備しておくことで、スムーズに作業を進めることができます。
2. 接続部分をきれいにする
テープを巻く前に、接続部分のネジ山をきれいに掃除します。水や汚れ、古いシールテープの残りがあると、新しく巻いたテープがしっかり密着しないため、必ずタオルや布で拭き取りましょう。ネジ山に残った古いテープはカッターなどで丁寧に取り除きます。
3. シールテープを正しい方向に巻く
シールテープの巻き方が正しくないと、水漏れの原因になります。以下の手順でテープを巻きましょう。
- シールテープをネジ山の先端から巻き始めます。
- ネジの進行方向(時計回り)に沿ってテープを巻いていきます。逆方向に巻くと、接続時にテープがずれてしまいます。
- 重ねながら3〜5回程度巻き付け、十分な厚みを持たせます。テープを引っ張りながら密着させ、シワや浮きがないように注意します。
- 巻き終わったらテープをカットし、端を軽く押さえて固定します。
この方法で、接合部の隙間をしっかりと埋めることができます。
4. 接続部分を締める
シールテープを巻いた後、接続部分をしっかりと締めます。モンキーレンチやプライヤーを使って、ネジがしっかりと噛み合うまで回してください。締めすぎるとネジや配管が損傷する恐れがあるので、適度な力加減で行うことが大切です。
5. 水漏れがないか確認する
最後に、水漏れがないか確認します。接続部分を水に浸けるか、実際に水を流してみて、漏れが発生しないことを確認します。もし水漏れが見られる場合は、テープの巻き直しや締め直しを行ってください。
シールテープを使用する際の注意点【4つのポイント】
シールテープは便利ですが、使い方を間違えると逆にトラブルを招くことがあります。以下のポイントに注意して、正しく使用しましょう。
1. テープの巻き方向を守る
シールテープは必ずネジの進行方向(時計回り)に巻きます。逆方向に巻くと、接続時にテープがずれやすくなり、水漏れの原因になります。巻き方向を確認しながら作業を進めてください。
2. 巻きすぎや巻き不足に注意
テープの巻きが多すぎると、接合部に余計な力がかかり、ネジや配管が破損する恐れがあります。一方で、巻き不足だと隙間が埋まらず、水漏れが発生します。適切な巻き数(3〜5回)を守り、隙間なくしっかりと密着させることが重要です。
3. テープの端を押さえて固定する
巻き終わった後、テープの端を軽く押さえて固定することで、接続時にずれるのを防げます。端が浮いていると、接続時にテープが引き伸ばされてしまい、水漏れの原因となるため、必ず固定してから締め付けましょう。
4. 高温・高圧には専用のシール材を使用
シールテープは一般的な家庭の配管には問題ありませんが、高温・高圧の環境では専用のシール材や液体シールを使用する方が安全です。ガス配管やスチーム配管には適さない場合もあるため、使用環境に応じたシール材を選ぶことが大切です。
シールテープ以外の水漏れ防止グッズとその使い方
シールテープ以外にも、さまざまな水漏れ防止アイテムがあります。ここでは、シールテープの代わりに使用できる便利なグッズを紹介します。
1. 液体シール材
液体シール材は、ネジ接合部に塗布することで水漏れを防ぐアイテムです。シールテープよりも高温・高圧環境に強く、配管のサイズや形状に柔軟に対応できます。液体シール材をネジ部分に均等に塗り、接続するだけで簡単に水漏れを防止できます。
2. パッキン・ガスケット
パッキンやガスケットは、フランジ接続や配管の接合部分に挟んで使うことで、水漏れを防ぎます。素材にはゴムやシリコン、金属などがあり、使用環境に合わせて選べます。これらはネジ接続部分の圧力を均一に分散させるため、しっかりとした密閉が可能です。
3. 防水テープ
防水テープは、漏れた水を一時的に防ぐための応急処置用として使用されます。配管に巻きつけて、漏れを一時的に止めることができ、すぐに専門業者の修理ができない場合に役立ちます。ただし、長期間の使用には適していないため、早めの本格的な修理が必要です。
シールテープの効果を最大限に引き出すコツ
シールテープを使った水漏れ防止には、いくつかのポイントを押さえておくと効果が高まります。以下のコツを参考に、トラブルを防ぎましょう。
1. 巻き始めはネジ山の先端から
シールテープは、ネジ山の先端から巻き始めることで、接合時に奥までテープが入り込み、しっかりと密封されます。途中から巻くと、テープが奥まで入らず隙間ができることがあるため、必ず先端から巻きましょう。
2. 適度な引っ張りで密着させる
巻く際には、シールテープを適度に引っ張りながら巻き付けることで、ネジ山にしっかりと密着します。引っ張りすぎると切れたり伸びたりするので、適度な張力を保ちながら巻きましょう。
3. テストを行ってから使用する
接続後に水漏れがないか、必ずテストを行います。水を流して接合部分からの漏れを確認し、異常がなければ完了です。もし漏れが見つかった場合は、再度テープを巻き直して確認することが大切です。
まとめ
シールテープは、水漏れ防止のための強力なアイテムで、正しい方法で使用することで大きな効果を発揮します。巻き方や注意点を守ることで、水道管や配管の接合部分の隙間をしっかりと埋め、水漏れを防ぐことができます。また、シールテープ以外の防水アイテムも活用することで、より確実な水漏れ対策が可能です。この記事を参考に、シールテープを正しく使いこなし、家庭の水漏れトラブルを防ぎましょう。
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