【保存版】トイレ床から水漏れが発生した時の原因から対処法まで!現状把握や漏れによる被害も
みなさんが毎日使用するトイレ。
いざ用を足そうと入ると床が濡れていたらすごく焦りますよね。
とりあえずは何とかなったとしても、トイレが使えなくなることを考えると憂うつになりますし、なにより生活に支障をきたします。
そこで今回は、トイレ床から水漏れが発生した時の原因から対処法まで丸ごと紹介します。
本記事のポイントは3つ。
・トイレ床の水漏れは状態で判別!
・トイレ床の水漏れが発生する原因とそのダメージとは
・トイレ床の水漏れが発生した時におこないたい取り組み
ポイント別に分かりやすく紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
トイレ床の水漏れは状態で判別!
トイレの床が少し濡れているのとビショビショに濡れているとでは緊急性が違いますし原因も異なります。
ここからは水漏れの度合い別に紹介します。
うっすら濡れているケース
トイレの床がうっすらと濡れている場合、漏れている水の量が少ないことが分かります。
したがって、給水管やタンクの接続部にあるパッキンの劣化、ナットの緩みなどが疑われます。
ビショビショに濡れているケース
気づいたときにはトイレの床が水でビショビショに濡れている場合、大量の水が漏れ出したと考えられます。
このケースでは、タンクの破損や便器の損傷、便器と床のすき間からの水漏れである可能性が高いです。
嫌なニオイも発生しているケース
床が濡れている状態で嫌なニオイがするケースは、フランジ・ガスケットの破損、排水管の損傷、トイレのつまりを疑ってください。
賃貸物件にお住いの方で、トイレの床が濡れている時は天井もチェックしてください。
天井にシミやカビがある場合、上の階の水漏れが影響している可能性もあります。
トイレ床の水漏れが発生する原因とそのダメージとは
トイレの床で水漏れが発生する原因は大きく分けて3つです。
・経年劣化
・施工不良
・地震
経年劣化
トイレに使用されている給水管や便器、タンクの耐用年数は20年と言われています。
さらにパッキンやシールテープ、ウォシュレットの耐用年数は10年。
素材によって多少ばらつきがあるものの、排水管は40年から60年です。
戸建て・マンション・アパートなどに関係なく、トイレを一度設置したら不具合が起こるまで直さないのが普通です。
耐用年数を超えて使用することで水漏れの原因となります。
施工不良
リフォームなどで新しいトイレに交換した際、正確に設置していないと時間差で床に水が漏れ出すことがあります。
自分で便器を新しいものに交換することはできますが、できれば専門業者に依頼してください。
地震
地震や便座を足場代わりに使うなどして強い力が加わると、便器にひびが入ったり便器下のフランジ・ガスケットが割れるので非常に危険です。
そのまま気づかずに使用していると、茶色い水がトイレの床一面に広がることもあります。
ダメージについて
トイレの床が水漏れしてしまうと、床材にダメージが残ります。
影響がないように見えても、時間が経過することでカビが繁殖したり異臭がすることも。
漏れ出た水については早めに拭き取りましょう。
トイレ床の水漏れが発生した時におこないたい取り組み
被害を拡大させないための取り組みを順に紹介します。
応急処置
まずはこれ以上トイレの床が濡れないように、止水栓を閉めて水の流入を止めてください。
そして、床にある水をしっかりと拭き取りましょう。
こちらの記事では、より具体的な応急処置の方法を紹介しているので、ぜひご覧ください。
原因の特定
自分で修理できるか専門業者にお願いすべきか判断するためにも原因を特定する作業は欠かせません。
トイレの確保
実は一番大切になるのがトイレの確保です。
現状今のトイレが使えないわけですから、代わりとなるトイレが必要となります。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭でしたら、近くのコンビニや公園、商業施設など、いざという時に駆け込む先を把握しておきましょう。
水道業者に連絡
急いで修理して欲しいとは思いますが、決して慌てないでください。
相場くらいの料金を明示している専門業者に連絡しましょう。
ぼったくり被害に合わないためにも、3社以上から相見積もりを取ることをおすすめします。
賃貸物件にお住まいの方は、応急処置が済んだあとできるだけ早く管理会社や大家さんに連絡してください。
トイレ床の水漏れの原因まとめ
今回はトイレ床から水漏れが発生した時の原因から対処法まで紹介しました。
初めてこのトラブルに遭遇すると焦るとは思いますが、深呼吸などで一度気持ちを落ち着かせてから対処してください。