洗濯機の蛇口は自分で取り付け可能？方法や注意点を解説

洗濯機の蛇口は、自分で取り付け・交換することも不可能ではありません。ただし交換作業はコツがいりますので、自信がない方は業者に任せましょう。

本記事で紹介する主な内容です。

・洗濯機の蛇口は自分でも取り付けが可能
・洗濯機の蛇口を自分で取り付ける方法
・自分で洗濯機の蛇口を取り付ける際の注意点

自分で洗濯機の蛇口を取り付ける手順や注意点を中心に解説します。

洗濯機の蛇口は自分でも取り付け・交換できる！

洗濯機の蛇口は、自分でも取り付け・交換することが可能です。少々コツは必要ですが、自信がある方は挑戦してみるとよいでしょう。なお、業者に依頼すると部品代に作業費用を請求されますが、自分で作業すれば業者へ依頼するよりも費用を抑えられます。

もし以下のいずれかに当てはまる場合、蛇口を新品へ交換したほうがよいでしょう。

・水漏れなどのトラブルが多発している
・何十年も使い続けている
・蛇口が破損している

水トラブルが頻発している時や、長期間使い続けている場合は新品への交換がおすすめです。水漏れはパッキンなどの部品交換でも対処できますが、古い蛇口は部品が合わない可能性もあります。また、蛇口が破損した場合も速やかな交換が必要であり、無理に使い続けると、水漏れなどのトラブルにつながるおそれがあります。

自分で蛇口を交換する場合、まずはいくつか道具を準備しましょう。また、トラブルを防ぐためにも適切な手順を覚えることが大切です。

自分で洗濯機の蛇口を交換する手順は以下のとおりです。

1.水道の元栓を閉める
2.給水ホースを外して蛇口内の水分を取り除く
3.モンキーレンチで古い蛇口をつかみ、回転させながら引き抜く
4.配管周辺をブラシやスポンジで掃除する
5.新しい蛇口にシールテープを巻く
6.新しい蛇口を取り付ける
7.水道の元栓を開けて漏水がないかチェックする

水道の元栓を閉めたら、古い蛇口を取り外しましょう。あとは新しい蛇口を取り付け、水漏れがないか確認すれば完了です。

洗濯機の蛇口を取り付ける際は、下記の道具を準備しましょう。

・新しい蛇口
・モンキーレンチ
・シールテープ
・タオルやブラシ・スポンジ
・ニップル・給水ホース

新しい蛇口はもちろん、モンキーレンチとシールテープも必需品です。古い蛇口を取り外したり、隙間を埋めたりする際に使います。また、汚れや水分を拭き取るタオルやブラシも用意しておきましょう。ニップルや給水ホースが古い場合、新品への交換をおすすめします。

自分で洗濯機の蛇口を取り付ける場合、いくつか注意しておきたいポイントがあります。特に以下の点は重要ですので、しっかり押さえておきましょう。

新しい蛇口にシールテープを巻く際は、しっかりと巻き付けておきましょう。巻く回数が足りないと隙間ができてしまい、水漏れが発生する可能性があります。配管の大きさにもよりますが、シールテープを巻く回数は5〜10回が一般的です。
なお、シールテープを巻きつける際は時計回りを意識しましょう。

取り付ける蛇口は同じ種類・サイズのものを選びましょう。古い蛇口と新しい蛇口の種類・サイズが異なる場合、取り付けできない可能性があります。もし異なる種類・サイズの蛇口を取り付けたい時は、専門業者に相談しましょう。取り付けには高度な知識・技術が求められるため、プロに依頼することをおすすめします。

賃貸物件にお住まいの方は、蛇口を取り付け・交換する前に大家や管理会社へ相談しましょう。無許可で作業した場合、原状復帰費用を請求されるおそれがあります。

賃貸物件は勝手に設備を交換することができませんので、大家や管理会社の許可が必要です。ただ、作業を許可してもらえる可能性は低いため、蛇口を交換したい時は業者を呼んでもらいましょう。

水道トラブルの業者には修理費用をぼったくる業者もおります。すごく安い価格や、見積をなかなか出さない業者などは気を付けるべきでしょう。悪徳業者については下記記事をご覧ください。

洗濯機の蛇口は個人でも取り付けできますが、取り付けミスには注意が必要です。水漏れなどのトラブルが起こりかねませんので、慎重に作業をおこないましょう。料金はかかりますが、少しでも不安がある方はプロへの相談をおすすめします。

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