【解消法も】ベランダの排水溝に発生するつまりをどうにかしたい!原因や放置するリスクまとめ
いつの間にかベランダの排水口に汚れが詰まってしまった。
そんな経験はございませんか?
ベランダの排水口が詰まってしまうと雨の日に水が溜まり、汚くて気になりますよね。
もしかしたらその詰まり、ほんの少しの工夫で解消できるかもしれません。
そんなお悩みの方のため、ここではベランダの排水溝が詰まる理由から解消方法まで解説します。
ベランダの排水溝がつまる理由って?
ベランダの排水溝が詰まる理由は様々ありますが、代表的なものが以下になります。
風でとんできたホコリやゴミによる詰まり
ベランダの排水溝は外にあるため、ホコリやゴミなどの異物が様々な場所から飛んできます。
気づかないほど些細なゴミでも、少しずつ蓄積されることで詰まりが発生することも。
暗い状態ではゴミの蓄積に気づきづらいため、明るい時間に定期的に確認をするのが大切です。
土や砂による詰まり
土や砂も風によって運ばれます。
一度に飛ぶ量はほんのわずかですが、掃除をしなければ蓄積されていきます。
これが排水口に流れ込むことでつまりの原因になることも。
また、ベランダで植物を育てている場合に多いのがプランターの土が原因のケースです。
土は水分を含むと粘りが発生し、スムーズに流れなくなってしまいます。
そのため、ベランダで植物を育てている場合、こまめに泥を洗い流すようにするか、室内に移し処理をしましょう。
木の枝や枯葉
風で運ばれてきた木の枝や枯葉も原因の一つです。
街路樹が並んでいる面に立っているマンションの方は特に気をつける必要があります。
また、ベランダで植物を育てている場合、その落ち葉や花も原因となることも。
木の枝や枯葉などの異物は砂と違い水に溶かすことができません。
そのため、細かい葉や花でも水に流さず、こまめに回収し捨てるようにしましょう。
ベランダの排水溝のつまりを放置するとリスクが!
ベランダの排水溝のつまりを放置してしまうと様々な問題が起こる可能性があり、以下がその一例です。
1.水が十分に流れず滑りやすくなり怪我をする危険性がある
2.ベランダの床に水が溜まることで床や手すりなどの劣化が進み修復費がかかる
3.集合住宅の場合、他の部屋に迷惑をかけてしまう可能性がある
4.床が水に濡れたまま放置することでカビや腐敗の原因になる
5.床や壁にひび割れがある場合、水漏れ発生する
上記のように、排水溝が詰まったまま放置してしまうことで様々な問題が発生してしまいます。
また、マンションやアパートなどに住んでいる場合、自分だけでなく周りの住人に迷惑をかけてしまうことも。
そのため、日頃から詰まらないようこまめに確認と掃除を行うようにしましょう。
ベランダの排水溝つまりを解消する方法とは?
ここでは、実際にベランダの排水溝が詰まってしまった際の対処法について説明します。
ラバーカップを利用する
ベランダの排水溝が完全に詰まってしまったケースであれば、ラバーカップ(通称スッポン)を利用するのが効果的です。
ラバーカップを排水溝に密着するように押し当て数回上下させます。
これにより排水管内部に圧力を加え、つまりの原因を押し流すことができます。
ワイヤーブラシを利用する
ラバーカップでも改善がない頑固な詰まりの場合、パイプ用のワイヤーブラシを利用するのがおすすめです。
ワイヤーブラシの先端を排水溝から排水管まで押し入れます。
その後詰まりが確認できたら、上下に動かして詰まりを削り取ることで改善が可能です。
ですが、この方法は内部の排水管を傷つけてしまう可能性があります。
マンションなどの集合住宅にお住まいの方は、必ず先に管理会社や大家に相談をするようにしましょう。
ベランダの排水溝のつまりまとめ
ベランダの排水溝の詰まりを放置することで水漏れや建物の腐食など、様々な問題が発生する可能性があります。
ラバーカップやワイヤーブラシを利用することで改善が期待できます。
ですが強引に掃除をすると排水管を破損させるなど別のトラブルが発生してしまうことも。
そうならないよう、不安であればプロの業者に依頼をするのがおすすめです。
また、集合住宅にお住まいであればまず管理会社や大家に相談をするようにしましょう。