塩ビ排水管の修理方法と費用の目安
塩ビ(PVC)排水管は、住宅やビルで広く使われている配管素材です。軽量で耐久性が高く、取り扱いやすいため、多くの場所で使用されていますが、長年の使用や外的要因によりトラブルが発生することがあります。詰まりや亀裂、接続部分の破損などが発生すると、修理や交換が必要になります。
本日は、水道トラブル専門店の株式会社クリーンライフで修理を実際に行っている筆者が、塩ビ排水管のトラブル原因、修理方法、費用の目安について詳しく解説します。
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塩ビ排水管のトラブル3つの原因
1. 経年劣化
塩ビ排水管は耐久性に優れていますが、長年の使用によって経年劣化が進むことがあります。特に、屋外に露出している排水管は紫外線の影響を受けやすく、素材が脆くなり亀裂が入ることがあります。また、配管内の水が繰り返し流れることで摩耗が進み、配管の厚みが薄くなることもあります。
- 紫外線による劣化: 屋外の塩ビ管は紫外線により素材が劣化しやすくなり、ひび割れや亀裂が発生することがあります。
- 摩耗や内部腐食: 排水管内を流れる水の摩擦や化学成分の影響で、内部が摩耗し、破損の原因となります。
2. 外的衝撃や圧力
物理的な衝撃や圧力によっても塩ビ管はダメージを受けることがあります。地震や工事、誤って排水管に重い物をぶつけてしまった場合などに亀裂が入ることがあります。
- 地震や地盤沈下: 地盤の変動や沈下が配管に負荷をかけ、破損につながることがあります。
- 外部の圧力: 地下や壁内に埋まっている配管が建物や重機の重さで破損することがあります。
3. 配管接続部分の劣化
塩ビ管の接続部分は、パッキンや接着剤で密閉されていますが、長期間使用しているとこれらが劣化し、接続部分から水漏れが発生することがあります。また、接続が緩んでいる場合、水圧で配管が外れてしまうこともあります。
- 接着剤の劣化: 接続部分の接着剤が劣化し、密閉が甘くなることで漏れが発生します。
- パッキンの劣化: ゴムパッキンが長期間の使用で硬化し、密閉性が失われて水漏れが生じることがあります。
塩ビ排水管の修理方法
1. 小さな亀裂やひび割れの応急修理
小さな亀裂やひび割れは、応急処置として防水テープや補修材を使って修理することができます。この方法は、一時的に漏れを防ぎ、後日より大規模な修理を行うまでの間に使われることが多いです。
修理手順
- 水を止める: 修理前に元栓を閉めて水を止めます。
- 亀裂部分を清掃する: 亀裂部分を乾いた布などでしっかりと拭き、汚れや水分を取り除きます。
- 防水テープを巻く: 亀裂部分に防水テープをしっかりと巻きつけます。引っ張りながら巻くことで、密着度が高くなります。
- 補修材を塗布する(パテなど使用する場合): パテや補修材を亀裂部分に押し込むように塗り込み、しっかり固まるまで待ちます。
- 漏れの確認: 修理後に水を流し、漏れがないか確認します。
費用の目安
防水テープや補修材は比較的安価で、1,000円〜3,000円程度で購入できます。軽度なトラブルであれば、この方法で簡単に対応可能です。
2. 接続部分の修理
接続部分の劣化や破損による水漏れには、パッキンの交換や接着剤の再塗布を行います。パッキンの劣化が原因であれば新しいパッキンに交換し、接着部分が緩んでいる場合は、接着剤を塗り直して再度接続します。
修理手順
- 水を止める: 水漏れを防ぐため、必ず元栓を閉めます。
- 接続部分を分解: 配管の接続部分を慎重に外し、パッキンや接着剤の状態を確認します。
- パッキンを交換する: 劣化しているパッキンを新しいものに交換し、接着剤を塗り直して配管を再度接続します。
- 漏れの確認: 作業完了後、水を通して漏れがないか確認します。
費用の目安
パッキンや接着剤の交換費用は5,000円〜15,000円程度で、比較的手軽に修理できます。業者に依頼する場合でも、軽度な作業であれば数万円以内で対応可能です。
3. 塩ビ管の一部交換
亀裂や破損が大きい場合、または塩ビ管の劣化が進行している場合は、配管の一部を交換する必要があります。この場合、破損している部分を取り外し、新しい塩ビ管を取り付けます。
修理手順
- 破損部分の確認: 亀裂がどこにあるか、また配管のどの部分が劣化しているか確認します。
- 配管を切断する: 亀裂部分を切り取り、新しい塩ビ管を同じサイズでカットします。
- 新しい配管を接続する: 新しい塩ビ管を接着剤でしっかりと接続し、接続部分をパッキンで密閉します。
- テストと確認: 水を流し、漏れがないか確認します。
費用の目安
塩ビ管の一部交換費用は10,000円〜50,000円程度で、交換する範囲や難易度によって変動します。比較的簡単な交換であれば安価で済みますが、作業が複雑な場合は費用が増加することもあります。
4. 塩ビ管の全面交換
排水管全体が劣化している場合、または複数箇所でトラブルが発生している場合は、塩ビ管の全面交換が必要になることがあります。特に、築年数の古い建物や、定期的なメンテナンスがされていない場合には、配管全体を交換することで将来的なトラブルを防ぐことができます。
修理手順
- 配管全体を取り外す: 劣化している塩ビ管をすべて取り外します。配管が埋まっている場合は、床や壁を一部解体する作業が必要です。
- 新しい配管を取り付ける: 新しい塩ビ管を取り付け、すべての接続部分をしっかりと密閉します。
- 水の流れを確認: 全体の配管を設置後、テストで水を流し、漏れがないかを確認します。
費用の目安
塩ビ管の全面交換には、100,000円〜500,000円以上の費用がかかることがあります。特に大規模な工事や、配管が埋まっている場合は費用が高額になります。
塩ビ排水管修理を依頼する際のポイント
1. 複数の業者に見積もりを依頼
修理費用は業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取って比較することが重要です。また、修理内容や追加費用の有無も確認し、納得のいく業者を選びましょう。
2. 定期的なメンテナンス
塩ビ管は長期間の使用で劣化しますが、定期的な点検やメンテナンスを行うことでトラブルを未然に防ぐことができます。詰まりや劣化の兆候が見られた場合は早めに対応することで、大規模な修理を避けることが可能です。
まとめ
塩ビ排水管は、耐久性に優れた素材ですが、経年劣化や外的な衝撃によってトラブルが発生することがあります。小さな亀裂や水漏れであれば防水テープやパッキンの交換で修理可能ですが、深刻な場合には塩ビ管の一部交換や全面交換が必要になることもあります。修理費用はトラブルの規模や修理内容によって異なり、1,000円〜500,000円程度と幅広いです。トラブルを未然に防ぐためには、定期的なメンテナンスが大切です。
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